こんにちは!

WhyWhyコーチのふぁーこです。

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この間ショッピングモールの玄関口にいた地域犬。

爆睡してたんですけど、足上げてむくみとってるのかな?

人間みたいにこうやって寝たい子もいるんだなぁと思ってかわいかったです。

〇〇〇〇〇〇

「男性性優位のロックマンや野良猫男子に共感してもらうにはどうしたらいいですか?」

(※用語説明)

「男性性」:責任、行動、決断、リーダーシップ、思考、分析、理論的、忍耐、等

「女性性」:感覚、感情、インスピレーション、受容、共感、協調、許し、愛、等

男性も女性も、男性性・女性性どちらも持っていて、人によって7:3の割合だったり、6:4だったり、その時々のタイミングによっても変わる。

「ロックマン(岩男)」=岩のようにどこか心を閉ざしている超自立的な男。感情を出さないので何を考えているかわからない。それでいて思考的なので仕事や能力は高かったりする。外では岩男のため評価されやすいが、実は繊細で内面は子供っぽかったり情熱的な人も多い。

「野良猫男子」=いわゆる野良猫のように心に傷を負ったことがあったり、親密になることへの怖れを持っている男子。心理的距離が近づいたり離れたり、まるで猫のように気まぐれだったり、ミステリアスなところも多い。いざとなると逃げたり、いきなり連絡がきたり距離がつかみづらい。

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どうしたら男性性優位なロックマンや野良猫男子に共感してもらえますか?っていうことなんですけども、まず、共感というからには、自分も相手の立場になって、「共に感じる」必要がありますよね。

でも、なんでロックマンや野良猫男子が共感をあまりしてくれないかというと、「怖れ」を感じるからというのが結論なんですね。

どういう怖れかというと、共に感じたくない時(たとえばなにか他のことを考えたい時や、感情を感じたくない時、自分をつねに律してる時)などに「共感して」と言われると、観たくないモードの時に泣ける映画を無理矢理観なければいけないような感覚になったり、感情を感じたくないのに強制させられるような感じがして、「自分で自分の感情や状況をコントロールしきらずにまた傷つくかもしれない」という怖れを抱くんですね。

共感って、意識しなくてもできる人や、常にできちゃってる人からしたら、そうは思わないかもしれないですが、実は大変労力のかかるものだと思うんですね。

たとえば、泣ける映画を一本観るだけならまだしも、そのあとも立て続けに泣ける映画を10本観続けるとなると、さすがにちょっとしんどくなったり泣きすぎて疲れたりしますよね。

また、誰かに共感したくないモードの時でも、一回くらいは「そうだよね」って言って共感する​こと​はできるけど、その後3時間ずっと相手の顔色を見て「そうだよね、大変だよね」などと共感しなくてはいけなかったら、さすがに嫌になることってありますよね。

となると、逆にロックマンや野良猫男子は、普段なにかを見聞きしても、自分の感情を抑圧する(感じてる感情を認識しないようにする)っていうことを無意識に行っているわけで、したくない時に感情を認識しなきゃいけないとか、相手の感情を共に感じなきゃいけないというのは、すごく抵抗が出てくるものなんですね。

それは、自分の感情や状況をコントロールしきらないかもしれないという怖れだったり、「恥」を死ぬほど嫌っているので、なにかそういう自分にとって抵抗があることをしなきゃいけないということが、共感したくない理由だったりするんですね。

野良猫男子や、相手への依存性がそこで出るタイプの人だと、たとえばこちらが「今日はすごい忙しくて疲れた〜」と言うと、「俺もすごい疲れたよ」とか「俺の方が〇〇して〇〇も終わらせて〇〇もやってきたから疲れた」というように、自分の方が疲れてることをアピールしたり、こちらの気持ちを受容する自信がなく、「自分は変われないのであなたの方が変わってね(あなたの方が自分の世話をしてね」という形での依存を表現したりします。

ロックマンの場合、感情を出す以前にとにかく感情を感じるのを苦手としていて、感情を感じていいモードじゃない時に相手から揺さぶられるような言動をされることを嫌うので、こちらが「疲れた〜」と言ったり、共感してくれない時に「なんでそういう言い方するの?」ということを言うと、無言になる(シャッタアウトする)か、敬語になったり物理的に距離をとるか、罪悪感が強すぎて「(俺は悪くないけど)おまえが悪い」というようなことを自己正当化して理詰めで言ってきたりします。

たとえば、こういうことを体験したことはありませんか?

仕事場に感情的な同僚がいるとします。

自分はその同僚とチームを組んで仕事を進めないといけない中、同僚が些細なことで「さっき上司にこんなこと言われたんだけど!!おかしくない!?あいつの方が〇〇なくせに!」と不満を口にしたり、イライラした口調で話しかけてきて、仕事が進みません。

でも、こちらが「それは嫌だよね」とか「そうだよね」というように共感しないと、もっとヒステリックになったり攻撃的になるので、ほどほどに共感したりしますが、仕事について考えたい時にいつまでも不満や愚痴を言われると、「しんどいわ」というように、共感したりすることが苦痛に感じたりしますよね。

つまり、共感に対して普段そこまで抵抗のない私たちでさえ、「したくない時に共感を求められる」ということはけっこうな労力を使うわけですが、野良猫ロックマンなどからしたら、それ以上に常に感情を抑圧してるので、「共感することによって自分の感情を感じる」ということはすごい苦痛だったりするんですね。

でも、逆に、たとえば自分が「誰にも言えないこと」を日常的にやっていて、それは法律的にダメなことではないにせよ、一般的にはドン引きされたり、信頼を失うことだとします。

当然、誰にも言えずにここまで来たのですが、誰にも言えないことで孤独感を感じたり、嘘をついてるようで罪悪感も抱えていましたと。

そんな時に、彼ができて、「一番この人には言えない、言ったら嫌われてしまうから言えない」と思ってたけど、ある時に勇気を出して別れる覚悟で打ち明けてみましたと。

そしたら彼は、「言い出しづらかっただろ。だよなぁ、めちゃくちゃ言い出しづらいよな。でもわかったから。話してくれてありがとう」と言ってくれましたと。

ここで彼の感情的理解によって、どれだけこちらが楽になるかわかりますよね。

ということで、どういうことが言いたいかというと、共感してほしい場合、まずは「共感されるとこんなふうに楽になるんだよ。共感してもらうってとても嬉しいことなんだよ」ということを、男性性優位の人に体感として浸透するまで理解してもらう必要があるんですよね。

つまり、「共感が欲しいと思うなら、まずは共感ができる(共感性が高い)自分から相手に与えて、その喜びを教えてあげましょう」ということなんですね。

共感というのは、相手の立場や気持ちになって再体験するかのように理解したり、相手の気持ちに自分が持ってる感情の同じ感情を重ねるかたちで理解することを指しますが、どちらも相手との距離が近い行為ですよね。

ただ、ロックマンや男性性優位な方の場合、誰かと心理的に近づくことで感情が揺さぶられたり、傷つくことを過去の経験から知っているので、その過去の傷が深いほど、人と心理的距離をとるために壁を厚く高くつくってきたんですね。
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※参照「野良猫ロックマンの彼と会ってる時に手を握りたいのですが、それを言うと嫌がられてしまうので嫌われてるんでしょうか?」

でも、共感するためには、相手と近づいて心の壁を開けたり、相手の感情を理解するために自分の感情を感じなければいけないですよね。(感情的理解)

で、ここがロックマンや男性性優位な方のポイントなのですが、過去に深く傷ついたり、大切な人を幸せにできなかった分だけ罪悪感が強く、なんとか感情を抑圧して思考的で自立的に生きるようにしてきたので、感情の扱いについてはド素人であり、感情的理解に関する自信(成功体験)が少ないということなんですね。

つまり、みなさんもたとえば性的になにか失敗したと思ったり、すごい恥ずかしい思いをしたとしたら、トラウマになったり、自分の性の自信がつきにくくなることがあるように、男性性優位のロックマンのような方も、親密感をともなう感情の扱いについては成功体験を積んできてないですし、むしろ失敗したり傷ついたことも多く、罪悪感も相まって、苦手だったり自信がない方が多いんですよね。(もちろん、自信がない自分は弱い自分として嫌ってるので、表向きそんな姿は見せないですが)

また、さっき壁を厚く高くつくって心理的距離をとるようにしてきたと言ったんですけど、それは依存時代に傷ついた分だけ自立して壁を作ったということになるので、壁をつくる元になった「依存」の頃の自分や、その頃の弱かった自分をすごく嫌ってたりするんですよね。

でも、共感するとなると、その弱かった、感情をたくさん感じて傷ついた頃の自分に戻らなきゃいけないような、その頃の嫌いな自分ともう一度出会うような、そんなことが自分の中で起きたりするので、それ​で嫌な感じがしたり抵抗が出てくるんですね。

というわけで、そんな背景があったりして、「共感する」=「感情を感じること」=「自信ない・苦手・苦痛」となってたりする方もいるんですよね。

ただ、本人は感情を感じることを抑圧して、思考的に、理論的に、効率良く、自立的なかたちで生きてきたと思っていても、抑圧した分だけそれを求める気持ちも増えていきます。

つまり、「感情、受容、共感、自由、柔らかさ、愛、許し、純真さ、母性、女性性」というような部分を、本当はすごく求めていたりするんですね。

なので、男性性優位だったり、野良猫ロックマンのような人を好きになった場合、自分がこの「感情、受容、共感、自由、柔らかさ、愛、許し、純真さ、母性、女性性」をたくさん持っているから、与えられるから惹かれたのかもしれないという捉え方をしてみるといいと思います。

たとえば、「共感して欲しい」と思う場合って、自分にとって共感という行為がどれだけ嬉しいもので、どれだけ心救われたり、親密感や安心感を感じられたりするかわかっているから共感を欲するということだと思うんですね。

でも、ロックマンや男性性優位の方は、その「欲しい」ということを昔自分に禁止してきたり、抑圧して感じないようにしてきたところがあります。

なので、共感してもらう喜びも、共感して相手との間に親密感を持つ嬉しさも、いろんな共感の良さを捨ててきてしまったので、あまりわからないんですね。正確にはすぐには思い出せないくらい忘れてしまってるんですね。

ということは、共感する喜びや、親密感や安心感を感じられる共感の良さを知っているのは、どちらかというと共感してほしい自分側ですよね。

なので、「まず持っている(与えることができる)自分から、共感するすばらしさや喜びを相手に与えて教えてあげましょう」ということなんですね。

教えてあげると言っても、口で説明するとか、相手を自分好みにコントロールしようとしても、彼の自立的で強固な態度を強化させてしまうだけなので逆効果です。

効果的なのは、態度で示し続けること。

言葉で共感するのも大切なのですが、感情を感じたくないと思ってる人に深い対話を持ちかけたりコミュニケーションをしようとするのは、お化け屋敷が嫌いな人にお化け屋敷で大事な話をしようとするようなものだったりするんですね。

でも、女性性が豊かで察するのが得意だったり、深く理解できるからこそ、彼が疲れてる時や思考でバリバリ凝り固まってるのも感じとれると思いますし、イライラしてるのもわかると思うんですね。

なので、疲れてる時にどう共感されたら彼が喜ぶのかも、そういう人ならすぐ理解していけると思うんですよね。

お疲れ様って言って料理を作ってくれたら彼は安心​するかもしれない​し、マッサージされたり、ゆっくりお風呂に入ったら素に戻れるのかもしれないし、一人でそっとしておいてあげることで信頼されてると感じるのかもしれないし、話をうんうんと聞くだけで許された気持ちになるかもしれないし、ただ笑顔でそばにいるだけでいいのかもしれないし、彼のアレを自分の中に入れてあげることで癒してあげられるかもしれない。

「言葉はいらない、体で示せ!」ということですね。(性的な意味も含む)

たとえば、母親が「抱っこをするとあなたにはこんなに良いことがあって、あなたにこんなメリットがあります」なんて口で説明しても、子供はポカンですよね?

でも、子供が寂しそうな時や、して欲しそうな時に抱っこしてあげると、説明しなくても、子供たちには十分伝わっていきますよね。

そうやって、彼にも体感的に「あぁ、共感してもらったり、理解してもらうって嬉しいんだな。なんか楽になるんだな」と浸透するまで続けていくと、自然と彼の中にも感情的理解の知識や、自分から感情に触れる余裕ができてきます。

ただ、ここに至るまでには「欲しいものを与えられる自分」でいるために、「自分軸」や「自己肯定感」がめちゃくちゃ大切になってきます。

「与えて欲しい」「私は変われないからあなたに変わってほしい」「わたしにはできない」というような、自己肯定感が低かったり、彼軸になってしまっていると、相手に与えるのはすごく難しいですよね。

なので、さっき言った「彼が持つことができなかったものを私が持っていて、彼に与えられるから彼を好きなのかもしれない」という見方をしてみるのもいいと思います。

つまり、自分の才能であったり、魅力であったり、良いところが発揮できるから、彼を好きになったと捉えることもできると思うんですね。

そういう意味で、相手との関係性を深めるためになにかしたいと思ったら、「自分もそれをやりたいし(やったらいい気分になるし)、相手も喜んでくれること」を探していくというのが一番いいんじゃないかなと。

もちろん、その魅力を持っているからと言って、必ず発揮しなければいけないとか、相手のために使わなければいけないということではありません。

むしろ、そういう才能や魅力っていうのは、自然と溢れ出すものというか、人間が意識しなくても瞬きや呼吸を繰り返しているように、もうその魅力や良いところは自然と漏れ出ていて、意識的になにかしなくても相手に伝わっていることが多いんですよね。

なので、ありのままの自分の魅力や才能を自覚しつつ(これを読んでも自分事だと思ってない、あなたのことですよ!)、共感が欲しいときは、他の人やカウンセラーを頼りつつ、もっともっと自分の性的な部分に自信を持っていきましょう!というお話でした。
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それではきょうも、鶴の一声で蔓がツルツルになったようないい夢をみましょう~!

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