こんにちは!

WhyWhyコーチのふぁーこです。

2か月くらい前に買ったさつまいもから芽が出てて、水に漬けたらすごい成長していったので、「今年はさつまいもが採れるかも!」と思い、土に植えて育ててみることにしたんですね。
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で、今のところ日が当たるところが室内にあるので、室内で育ててみてるんですが、すごいモリモリ育ってきています。
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でもなんか葉っぱに白い点ができちゃってるので病気かな?とか、あんま気にしなくていいのかな?とか、初めてのことだと経験値が低くて情報も少ないのでいろいろ考えすぎてしまいます。

まぁ、できたらラッキー、できなくてもかわいいからいいか、っていう感じで愛でていこうと思います。

ちなみに、こっちにはミョウガとかししとうみたいな味の野菜がないので、どっちも育てて食べたいなぁと思う今日このごろです。

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返報性の法則というのが心理学にはあるのですが、それは「人から好意を向けられるとお返しをしたくなる(お返ししないと申し訳ないと感じる)」ことを返報性の法則といいます。

そして、私たちは「いいことをしたらいいことが返ってくる、悪いことをしたら悪いことが返ってくる」という結果を望むことも多いと思いますが、それは返報性の法則を学術的に説明したものなんですね。
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だから人の頑張ってる姿を見たり、一所懸命に生きてる姿を見ると、「なかなかその選択(頑張り続けようとすること)はできないことだからすごいこと」と心に良い影響を受け取ったので、「がんばった分だけ報われてほしい」と思い、その人を応援したくなったり、力になりたくなったりします。

逆に、やればできることをやろうとしなかったり、言い訳ばかりで動こうとしない人や、ひとのせいにして変わろうとしない人を見ても、「それはみんなやろうと思えばできることでしょう」ということで、心に良い影響を受け取れないので、応援したり支持することも少ないですよね。

ということは、これからの時代、大きなことはしなくたって、「なにか今の自分にできることはないかと、失敗しながらでも良いほうにいこうと頑張って人生を生きること(自分の生命の続く限りできうることに全力を尽くすこと)」で、応援してもらえたり、いいご縁やお仕事が舞い込んできたり、失敗してもフォローや協力を得られたり、経済的に発展させることができるのではないか?と思ったんですね。

(今できることの中には、じっくり休むこと、誰かに頼ること、心地よさを優先すること、逃げること、怒りを吐き出すこと、辞めることなども入ります)

というのも、それはAIにはできないことだと思ったからです。

この先AIが発達して、たとえば今みたいにシステム的なものを完璧にこなすとか、即座にストーリーや絵を描くといったことはもちろんできるし、そこの結果を多くの人に提供することはできるでしょう。

でも、じゃあそのシステムを完璧にこなせるようになるまでにどのような工夫や取り組みをして、どんな失敗や困難を乗り越えてきたのかとか、どうやって想像を膨らませて頑張ってストーリーや絵を完成させたのかというプロセスは見ることができません。

人間が生きるように、今何を頑張ってるかとか、どうやって今までの人生を生きてきて、どんないいこと、悪いこと、うれしいこと、悲しいこと、成功や失敗を繰り返して今のその姿になったのかというストーリーがないんですね。

ストーリーがなければ、人としての共感もないし、プロセスへの感動もないんじゃないかなと。

ということは、感動を生み出せる「リアルな人間の生き方」というところが、今後は貴重になって経済的にも求められることになるんじゃないかと思ったわけです。

なにも立派に生きる必要はありません。

そもそも立派かどうかも「周りから見た時に立派に見えるか」が基準になっていたら、それは他人軸であって、周りの言うことに振り回されてしんどいと思います。

だから、「自分が今できること、自分と周りが笑顔になるためにやれることを全力で取り組んでみる」という姿勢であれば、それがどこかで失敗したなと思ったり、誰かを傷つけてしまうことがあったとしても、またその時その時でその失敗にどう対応していくかは関係あれど、生きる姿勢としてはベストであると思うんですね。

そして、失敗したと思ったり、なんかうまくいかなくて落ち込むという時の、心の中での捉え方としてやってみるといいなと思っているのは、ミルクボーイの漫才方式。
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2019年のM-1で優勝した漫才コンビ、「ミルクボーイ」をご存知でしょうか?

それこそ、私もM-1で初めてこの2人の存在を知って、漫才を観たので、最初はあまり思わなかったんですけど、カウンセリングやコーセリングを続けていくうちに、「あ、ミルクボーイの漫才はカウンセリングだ。興味と共感と提案と修正と改善とすべて入っててすごいなぁ〜」と思ったことがあったんですね。

あまりミルクボーイに詳しいわけじゃないので、とりあえずおすすめしたいのが、M-1の有名な「最中」というネタ。

「うちのおかんがね、好きなお菓子があるらしいんやけどなぁ、その名前を忘れたらしくてね」というテーマで始まる漫才です。

ツッコミの方が「お菓子の名前忘れてもうて?どうなってんねんそれ」とツッコミながら、おかんの好きなお菓子を2人で探っていく内容で、「一緒に考えてあげるから、おかんがどういう特徴を言うてたか教えてみてよ」と言うと、

ボケ「和菓子でね。薄茶色のパリパリの皮で餡子を挟んだやつやって」

ツッコミ「ほー、最中やないかい!その特徴はもう完全に最中やがな!」

ボケ「でもちょっとわからへんねんな」

ツッコミ「なにがわからへんのよ」

ボケ「俺も最中やと思ったんやけどな、おかんが言うには、スーパーで子どもがそれ欲しくて泣いてたって言うねんな」

ツッコミ「ほー、ほな最中と違うかー。最中で子供ごねへんもんね」

ボケ「そやねん」

ツッコミ「最中はね、あんなに甘い癖に子どもから全く人気がないんやから」

ボケ「そやねん」

ツッコミ「もうちょっと詳しく教えてくれる?」

ボケ「食べたら皮が全部上顎に引っ付くらしい…」

ツッコミ「最中やないかい!あれ全部上顎に持ってかれんのやから!皮と餡子のハーモニー感じたことないのよ。最中に決まりやそんなもん!」

ボケ「わからへんねん、でも」

ツッコミ「何がわからへんの、これで?」

ボケ「俺も最中やと思ったんやけどな」

ツッコミ「そうやろ?」

ボケ「おかんが言うには、1個食べ出したら止まらへんって・・・」

ツッコミ「ほな、最中とちゃうやないかい!最中は一口食べたらすぐ止まんのよ!最中2個目いってるやつ見たことないんやから」

ボケ「そやねん、そやねん」

ツッコミ「最中の大食いギネス記録は2やねん」

ボケ「そやねん、そやねん」

ツッコミ「最中とちゃうやないかい、ほんだら!もうちょっとなんか言ってなかったか?」

ボケ「皮の模様がなんか怖いらしいねん・・・」

ツッコミ「最中やないかい!あれ菊の花とかね、家紋とか、見た目怖すぎんのやから!最中と山根会長は見た目怖いのよ。最中に決まりよ、そんなもんわ!」

ボケ「わからへんねん、だから」

ツッコミ「何がわからへんの?」

ボケ「俺も最中やと思ってたんやけどな」

ツッコミ「そうやろ?」

ボケ「おかんが言うには、お菓子の家作るとしたら絶対そのお菓子を使うって・・・」

ツッコミ「ほな、最中とちゃうやないかい!」

~略~

というように、まず「おかんが好きなお菓子を忘れてしまった」というテーマがあって、そのテーマに沿って「おかんの好きなお菓子はなにか?」を関係ない2人が探し続けるのですが、重要なのは「おかんが忘れた」という結果を責めていないところ。

つまり、すばらしいのは、もうすでに起こった結果や人を責めるのではなく、「想像を膨らませて提案と修正を繰り返して2人なりに答えを出そうとした」というところ。

これは、たとえば自分がなにか落ちこんだり、もしくはこんな会社入らなければよかったと後悔したり、こんな人と付き合わなければよかったと思ったりした時にも、やってみてほしい試みです。

自分の頭の中に2人のボケとツッコミ役を用意して、「こんな人と付き合わなければよかった」というテーマでやってみるとするなら、

ボケ「こんな人と付き合わなければよかったと思う自分がいるねんな(テーマ提起)」

ツッコミ「そうなん?なんでやの?(興味を持つ)」

ボケ「いや、付き合う前はいいなと思っててんけど、いざ付き合ってみたら隠れて何度も浮気してて、この人のためにこれだけ尽くしてきたのになんでこんな仕打ちを受けなあかんねんと思うねんな」

ツッコミ「そら別れたほうがええがな!そんな傷つく人といっしょにいて幸せになれへんのやったら、別れたほうがええんちゃうの?(答えを提案)」

ボケ「そやねん。しかもいつもケンカのたびにこっちのせいにされて、『いちいち口出ししたり怒ってくるのがめんどくさいから浮気したんだ』とか逆ギレされてな」

ツッコミ「そら別れたほうがええやん!おまえだけが責められ続けるなんてしんどいだけやないか(共感)」

ボケ「そやねんな。別れたほうがいいんやろうなってずっと頭ではわかってんねんな。でも助けたろうって思った人にはとことん世話してあげたりとか、仕事も四面楚歌の中でなんとかお客さんのために頑張ってるのを見ると、悪いとこばかりじゃないのになって思ったり、まだ関係がよくなるんじゃないかって思うこともあったりするんよな、、、」

ツッコミ「ほー、ほなちょっと別れるのとは違うかぁ(修正)」

ボケ「そやねん。そしたら結局相手が悪いというよりも、この人を選んだのは自分だから自分が悪いんとちゃうかとか、別れた方が幸せになれるかもしれないのに別れてない自分が悪いんとちゃうかって思うこともあってな、、、」

ツッコミ「ほー、自分が悪いって感じるんやな(共感)」

ボケ「そやねん、この人と離れてない自分が悪い気がすんねんな」

ツッコミ「そうかぁ。ひとえに別れればいいでもなく、別れないからいいでもなさそうやなぁ(修正)」

ボケ「そやねん」

ツッコミ「そしたら、別れる、別れないにしろ、どっちがどれだけ悪いのか?とか考えはじめたところで、スッキリすることってあるんかな?(興味)」

ボケ「というと?」

ツッコミ「もし自分で自分の方が悪いって判断をしたところで、罪悪感が増すだけやろ?」

ボケ「そやなぁ」

ツッコミ「逆に相手の方が悪いとしたら、相手が悪いと思ってるから自分は変わらなくていい気がするけど、変わらなければまた同じことが起こる可能性もあるし、相手を悪者にしてる時点で罪悪感を持つかもしれんやん?」

ボケ「そうかもしれんなぁ」

ツッコミ「そしたら、結局どっちが悪いと思ってもスッキリせえへんのやから、まずは『自分の幸せ』とか『自分がどう生きていきたいか』について考えてみたらどうなんやろ?(提案)」

ボケ「たしかにな、自分が相手と別れたところでどうしたいとかもなかったから、自分はどう生きたいのかな?と思って考えてみたんやけど、なんや全然思い浮かばないねんな」

ツッコミ「ほー、思い浮かばないんじゃ困るよなぁ(共感)」

ボケ「そやねん。なにが幸せなんやろ?とか、どうしたらもっと自分が楽しくなるんやろ?とか考えても、ぜんぜん出てこおへんで、ただただ毎日を消費してるみたいなんやわ」

ツッコミ「そりゃ虚しいやん!そんな毎日だったらそりゃ相手とケンカの一つや二つ、三つや四つくらい起こらないと退屈でしゃあないやろ!」

ボケ「そやねん、だからケンカしてる瞬間はすごい嫌な気持ちやねんけど、次のデートでいっしょにご飯食べてるとちょっとホッとして、エッチしたらスッキリしてるんよな」

ツッコミ「ほなケンカ大事やん!ケンカのおかげで刺激と欲情を感じてるやん!」

ボケ「そやねん。でももうケンカは嫌だし、浮気もされたくないし、相手ばっかに尽くすのは疲れるから嫌やねんな」

ツッコミ「そうかぁ、ほな相手んちに全力でピンポンダッシュするところからはじめるしかないかぁ(急なボケ)」

といった感じで、想像を膨らませながらも、こうして脳内会話を繰り広げていくんですね。

大事なのは、「結果」や「すでに変えられないこと」を責めたり、すぐに答えを出そうとして良い悪いという判断をせず、違った見方はできないか自分に聞いてみること。

そして、どれだけひどいことを思ったり、重い気持ちが出てきたり、冷たいと思うような気持ちが出てきたとしても、「そうよなぁ、そう思ったんよなぁ」と共感してあげること。

それだけで、「そう感じた自分」を肯定してあげた分だけ、立ち直りが早かったり、次に進む勇気も出てきやすくなります。

自分が自分をどう思ってるかであったり、どういう良さや弱さを持ってて、どういうことが得意・不得意なのかなど、自分自身についてより理解が進んで、ミルクボーイ漫才のようにあーでもない、こーでもないと言いながら、自分のことを共感・肯定してあげると、自分の足で立つ土台ができます。

つまり、土台によってつくられた自分への安心感や受容によって、自分を信じることができるようになっていくんですね。

そこで、「自分が限りない選択肢を持っていて、それを選んで決めていけるのは自分なんだ」ということも自覚していきます。

選んだことのない選択肢を選ぶ場合も、選んだことのある選択肢を選ぶ場合も、タイミングが違えば結果が異なることだってあるわけなので、どれを選んでも結果は失敗する可能性もあるし、成功(という名の理想に近い結果)になることもあります。

でも、この間ブログで説明した通り、結果を「失敗だ」とみるか、「これではうまくいきづらいという結果を得られたから成功だ」と捉えるかは自分次第です。

そして、その時は「失敗だった・・・」と思っても、10年後の自分からしたら、その時のことを「この時こういう結果になってくれて本当によかった!むしろ大成功やわ!」と思ったりすることもありますよね。

そうやって、いつでも捉え方は自由に決められるということ。

いつの時も、今あるものでしか勝負できない(今の自分ができることしかできない)のだから、なにか今の自分にできることはないかと、失敗しながらでも良いほうにいこうと頑張って人生を生きることをやっていけば、AIなんかにはできないオリジナルでミラクルな展開や幸せな人生が待っているのかもしれないというお話でした。
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それではきょうも、耳の中にぐりとぐらが住んでいたようないい夢をみましょう~!

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