こんばんは!

WhyWhyカウンセラーのふぁーこです!

きょうは先日の記事「ココロにロックンロール!」で紹介したまみこさんと

セッションしましたよ~!!!

まみこさんは、とっても聞き上手!

わたしがドバーーーっと話しても「うんうん」と聞いてくれるのです。

・・・いや女神か?笑

そんでもって、ほんとうにカウンセラーとして難しいなあとおもうのは

自分の価値観ではなしを聞いてしまうので

その人の感覚や価値観や背景がわからないのに

「こうだろう」とか「きっとこういうこと」だと決め付けや思いこみ(無意識に)が

発生してしまうんですよね~。

でも、自分がその人だったなら・・・と想像したり、

この人はどういう気持ちで、どういう環境で、どういう人生を生きてきたんだろう・・・

ということを聞いたり知ったり理解できるとすごくうれしい。

もはやふぁーこに対して自分のはなしを話してくれるというだけでうれしい。

悩みじゃなくてもいいから、なにかその人のことばで話してくれるだけで

その人の声とか話し方とか雰囲気とか伝わってくる思いとか

そういうのがぜんぶ愛しくてとっても愛らしい。

もう賢いみなさんならお気づきかもしれないが、

そう、ふぁーこは変態なのかもしれない。

かと言って某小説みたいに

「ふぁーこ、変態だってよ」

とみんなに言いふらされたくないので、きょうは真面目に相談に答えてみようとおもう。

「ふぁーこ、答えるってよ」

それではスタート!


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W子 29歳

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私はキッチンに立てかけている、ヘラが怖くてたまりません。

木製なのですが、ヘラの部分に穴が空いているタイプを購入してしまったのが間違いでした。

ふと気づくと、穴の向こう側に母の鋭い目があり、こちらを睨んでくるのです。

かつて私が幼少の頃より、母は私を常に監視し、

なんでもかんでも干渉してきました。

幸いなことに暴力などはなかったのですが、

着替えや宿題、歯磨き、ゲップ、しゃっくり、思い出し笑い、鼻くその除去などをしていると、

母がササッと近づいてきて、懇切丁寧に手助けをしてくるという生活でした。

今ではもう私も社会人になり、念願の一人暮らしをしているのですが、

未だに母の視線を感じてしまいます。

一度、ヘラを捨ててしまおうと、

ゴミの燃える日にマンションのゴミ捨て場へ持っていったのですが、

燃え盛る炎と母の姿が重なり、慌てて部屋へ連れ戻しました。

それならばガムテープでぐるぐる巻きにしようと、穴を塞いでみたのですが、

母の息遣いが聞こえなくなり、心配で慌ててほどいてしまいました。

ヘラの穴が、日に日に大きくなり、

とうとう母が飛び出してきてしまうような気がしてなりません。

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W子さんこんばんは!

わかりやすくご説明してくださってありがとうございます!

お母さんの視線を感じて監視されているように感じる、というのは

なんとも自由がないようであり、自分の意思で動きずらくもありますよね~。

そんな中で、W子さんが一人暮らしをできたのが

「奇跡」「すばらしい」「ブラボー」と感じるくらい、

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ご自分で行動されたことは本当にすごいことだとおもいます!

でも、なんでW子さんはお一人暮らしを「念願」というくらいしたかったんでしょうか?

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お母さんのもとで監視されたくないから?

お母さんの意思に沿わないことをしたかったから?

一人で決めて誰かになにも言われない経験をしたかったから?

ただやってみたかったから?

たとえばそういう意思を持って一人暮らしをはじめたとして、

お母さんにはどのように「一人暮らし」をするっておっしゃったんでしょうか?

そんなに過干渉なお母さんですから、当然一人暮らしで住む家や

環境、家具、暮らし方、コップの配置まで干渉してこなかったのかな~と気になりまして。

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もしそこでも干渉されていたとしたら、W子さんはそのときどんな気持ちでしたか?

干渉されないように、たとえばウソをついて一人暮らしを始めたとしたら?

そこでも、どんな感じだったのかな~と気になります。

もし一人暮らしをするW子さんに

「お母さんを置いてけぼりにさせてしまう自分」とか

「お母さんの意思に反する自分」とか

「お母さんをうっとうしく思ってしまう自分」とか

「お母さんにウソをついてしまった自分」とか

そういう気持ちが芽生えていたなら

「自分はわるい子だ」という罪悪感が芽生えたのかもしれませんし、

「お母さんのいうことは正しいから聞かなきゃいけない」

「お母さんのそばにいなければならない(けど一人暮らしする自分)」

「私のためを思ってやっているから反抗してはいけない」とか

そういう思いが芽生えたとしても

「お母さんの期待にこたえられない(かもしれない)自分」という罪悪感があったと思うんですね。

でも、お母さんとW子さんって別の人間です。

当たり前って思われるかもしれないですけど、

ヘラとおたまが別のものであるように、

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家族でもちがう人間ですよね。

だから、おかあさんの思うような子どもになんて、誰もなれないと思うんです。

だって、おかあさんが思ってる感情、価値観すべてを1秒も間違いなく感じ取ることなんてできないですよね。

だから、まずはもしW子さんがお母さんに対して

「怒っているかもしれない」

「許してくれないかもしれない」

「認めてくれないかもしれない」

「必要とされないかもしれない」

という恐れや不安があるのなら、

それをW子さん自身が

「あ、わたしあのときそんなふうに恐いとか悲しいとか感情を感じていたんだ」

って思い出せる分だけ思いだしたりして、

そのときの感情を感じてみるのもいいのかな~と思うんですね。

そのときに、

「恐い、いやだ、怒らないで、聞かないで、言わないで、触らないで、泣かないで、見ないで」

といういろんな気持ちになるかもしれないんですが、

すごく辛くなったら、一回深呼吸してムリせずその日はやめて大丈夫です。

(というか、やりたくなかったらやらなくて大丈夫ですよ)

気が向いたり、思い出したときにだけでもOKです。

それは、もう一度出してはいけないと思っていた感情を感じて

解放(ストレスを発散するときのように)して浄化させてあげると、

おかあさんに監視されてまで「ちゃんとしなきゃいけない」と思っていた自分とか

「期待にこたえなきゃいけない」と思っていた自分とか

「大切にしないといけない」と思っていた自分とか、

もちろんお母さんを大切に思う自分とか

どういうふうにお母さんと向き合っていたかったのかとか

もう少しこうだったらなあとか

いろいろ感情を自覚できると思うんですね。

そして、感情をひとつひとつ、自分自身で

「うん、そうだよね、そう思うよね」

と自分で受け入れてあげるんです。

たとえば、

「おかあさんが監視しててウザイ!もっと自由にさせてよ!」

「うんうん、そうだよね、そう思うよね!」

「おかあさんが見てると緊張するし恐い!どうしたらいいかわからない」

「うんうん、そうだよね~そう思うよねえ」

「監視みたいにしなくても大丈夫って信じてほしかったし、もっと認めてほしかった」

「そうだよねえ、うんうん」

「でもおかあさんはずっと監視してきた。いまでもヘラから監視してるかんじ」

「うん、そうだよね、そう思うよね」

「どうして監視するの?わたしのなにか悪いことある?どうすればいいの?」

「うんうん、そう思うよね」

「監視されるわたしが悪いの?ヘラを捨てようとしたから?」

「そうだよね、そう思うよね」

「どうして?許してくれないの?もう見ないで。もう許して」

「うん。そうだよね、そう思うよね」

「わたしのこと許して。もう自由にして。許してください・・・!」

こういうふうに自分の感情に同調してみると

出したい感情が出やすくなるんですね。

だから、上のやつは例ですけど、

W子さんがW子さんのキモチでヘラを見てお母さんに思ったときに

こういうように感情を出してみると、

本当はどう思っていたか自分でも自覚できて

(キモチの理解ができて)いいかもしれませんね。

それから、癒着といっておかあさんとココロの距離がピッタリくっついたまま離れられていない可能性があるので

ヘラをなるべく自分から遠い場所に置いておくというのも手です。

ヘラを見るとお母さんのことが思い出される=おかあさんがそこにいる

という構図になっているようなので、

ヘラ自体を玄関に置くとか、

部屋が広ければあまり使わない目に留まらないところに置いたり、

かわいそうだったらタオルで包んで(布団に入ってるみたいに)

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ベランダとかどっか日当たりのいいところに置いておいてあげてもいいかもしれないですね。

さいごに、W子さんの人生はW子さんしか生きられません。

それは、おかあさんやほかの人も同じです。

だから、W子さんには自分に

「わたしは自由を許し、自分を許し、自分を生きます」という言葉かけをすると、

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最初は自信がなくても、少しづつ自分で決めてものごとを進めることがたのしくなってきたりするかもしれないですね。

そして、そこから自由に動ける、決められる、感じられるW子さんになって

お母さんへの恐さでさえ「あぁ、もうこわくないなあ」と思えるようになるとおもいます。

ふぁーこはふぁーこで、W子さんに背中を見せられるようにたくさん自由をかんじて

たくさん自分を生きようとおもいます!

またぜひ、これからどんな選択をしたいか聞かせてくださいね!

たのしみにしています!


ふぁーこより


○○○○○○○○○○○○○○

(この架空の悩みの内容は彼が考えてくれたものです。)

それではあみだくじ占い、どうぞー!

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それではきょうも、洗濯物を干そうとしたら洗濯物たちが自分でハンガーにかかってくれたようないい夢をみましょう~!