こんばんは!
今夜は「投影」のはなしをしたいとおもいます。
投影って、「投げて影を映す」ごとく、
自分自身の中の世界を外の世界に投げて
自分の目を通して見ることを言うそうなんです。
つまり、外の世界(目に映って自分で感じること)は
すべてじぶんの中の世界で起きていることということです。
○○○○○○○○○○
たとえば、電車の改札口でスイカやパスモのような
交通系ICカードを「バンッ」と音が鳴るくらい強く叩くようにして通る人がいたとします。

その状況ひとつとっても、
「イライラしてるから叩くのかな」と思う人もいれば
「強く叩くようにしないと通れないよね」と思っている人もいるでしょうし
「手がすべっちゃったんだろうな」と思う人もいるでしょう。
それはすべて、自分の目を通して本当の自分の感情や気持ちをうつしだしているということなのです。
「イライラしてるから叩くのかな」→「イライラしてる自分」「イライラしちゃダメだと抑制してる自分」がいる
「強く叩くようにしないと通れないよね」→「強く叩いたほうがいいと思う自分」「強く叩かないと通れなかった経験がある自分」がいる
「手がすべっちゃったんだろうな」→「よく手をすべらせる自分」「手をすべらせて叩くようにかざした人を知っている」
といった具合でいまの自分の気持ちや経験値などで
それを外の世界に映しだしているのです。
だから、もし改札を使ったことがないようなこどもやどこかの民族の方が
この改札を通る前に「バンッ」と音が鳴るくらい叩いて通った人を見たら
その人を真似して「バンッ」と音をたててICカードを当てるかもしれないですよね。
それ以外でも
投影の法則はなんにでも使えます。
「この人すぐ怒るからキライ!」と思ったら
「すぐ怒る自分」を嫌っているのです。(嫌ってコントロールして抑制している)

スーパーなどでよく見かける、お母さんとお子さんの会話でも

それを見たり聞いたりしたときの自分の感じたことは
自分自身に感じている感情だということです。
あと、不思議なのはその感情を
感じたときに「あ、自分っていまこういう感情なんだ」とわかるだけで
スッキリすることと、その感情をただ受け入れると楽になれるということです。

たとえば自分がどう感じているか、どういう気持ちかわからないときって
すごく自分を抑えこんだり、ガマンしてしまって感情がマヒしているときだったりすると思うのですが、
なにかを見たり聞いたりして
「○○だなあ~」と思ったら、それは自分自身の感情をたしかめたり、
「いま自分はそういう感情でいるんだなあ」と感じる手助けになるかもしれません。
ただ感じるだけで、感情は流れ出していくのでスッキリすると思います。
人の世界って、この感情があるからこそすごくやっかいで辛いことも多いけど、
その分ロボットだらけの世界では感じられない喜びやおもしろさがありますよね。
その自分だけが感じられる感情を
もっともっとガマンすることなく感じて受けいれていけたら
ありのままの自分でいられるように(いることに)抵抗がなくなるかもしれないですね。
それでは眠くなってきたのできょうはお布団タイムにしますー!
みなさん、きょうもいい夢をみましょう~!
コメント