こんにちは!

WhyWhyコーチのふぁーこです。

先日彼がトビリシにあるサーカスに連れて行ってくれて、久しぶりに「人体の挑戦」的なすごいものを見てきました。
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サーカスはいつもとにかく「すごい!」と驚かされるし、それを見世物として完成させるまでにどれだけ訓練したんだろうなぁと考えると感動ものなんですが、会場の外に出ると偽ミッキーミニーが写真撮影(有料)してたり、
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ホールの中でもトムとジェリーがそんなわけない顔して写真撮影(有料)を待ってるし、
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そんな癖の強いところがけっこう好きなんだよなぁと思った次第です。

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ロックマン(岩男=岩のようにどこか心を閉ざしている超自立的な男。感情を出さないので何を考えているかわからない。それでいて思考的なので仕事や能力は高かったりする)のような、男性性が豊かな人は、基本的には与えることが好きです。

また、役に立つのも好きだったり、相手に喜んでもらうこと、相手になにか良い影響を与えられるように自分から働きかけることが好きだったりします。(ロックマンは感情的にならないから、あまりそう見えないかもしれないけど(笑))

そんな与えることが好きなロックマンですが、今まで与えようといろいろ動いてきた分、「やってしまった」とか、「もっとこうしておけばよかった」とか、「自分のせいで申し訳ない」というような、失敗も味わっているし、無力感や罪悪感も持ちやすくなります。

また、そうやって「自分が与えるのが当然」と思うようになったり、罪悪感から「償うためにもっと自分はやらなければいけない」と思うようになると、「義務感」も感じやすく、ハードワーカーになったり、仕事で体調を崩してでもなにかで役に立つことをやめられなかったり、ずっと頑張ろうとしてしまいます。

そんな時に、男性性を緩める鍵を持つのが、女性性の「自由さ」や「受容性」だったりするんですね。

たとえば、仕事をめちゃくちゃがんばるタイプのロックマンがパートナーで、数か月はうまくいっていたのに、デートや会う予定がたびたびキャンセルされるようになったり、態度が急に冷たくなったり、結果的に音信不通になった場合、いろいろなシチュエーション・個人差はありますが、ロックマンがその関係性に「義務感(なんらかの〇〇しなきゃいけないという感覚)」を感じて、そこで「でもその義務を守れない(かもしれない)自分は悪いやつだ」ということで、自分を責める思考になった結果、これ以上自分を責めるのがしんどいので、音信不通というかたちで距離をとろうとした可能性があります。

義務感というのが必ずしも悪いというわけではないのですが、たとえばみなさんが自分の家に帰ったときに、

1、必ず大きな声で玄関先で「ただいま!」と言うこと!
2、どんなに急いでいても必ず靴は揃えて脱いで、その場で靴みがきをしてから家に上がること!
3、必ずカバンは玄関先において、洗面所で3回手洗いうがいをすること!
4、リビングに入るときに必ず「ただいま帰りました」と言って入ること!
5、お風呂は19時までに入ること!19時以降になる場合は必ず家族全員の許可をとること!
6、必ずご飯をつくってくれた人の今日のごはんの説明を聞いてから「いただきます」と手を合わせて食べること!
7、ご飯を作ってない人は作ってくれた人の食器や後片付けも必ずすること!その後、後片付けができているかまで必ず家族にチェックしてもらうこと!
8、次の日のために洗濯物を漬け置きしておくこと!
9、寝室に行くまえに必ず仏壇に手を合わせてお供え物やお線香を片付けること!
10、必ず家族全員に「おやすみなさい、愛してるよ」と声をかけてから寝ること!

こんなふうに、家族から(パートナーから)「絶対こうしてね!」的な要求があった場合、多くの方はめちゃくちゃダルく感じますよね?(たぶん私のブログの読者さんの多くはダリィ・・・キチィ・・・って顔して読んでいることでしょう)

もちろん、生活の中で大切なこともあると思います。

これをしているから、なにかプラスな作用が起こっている、ということも多々あるかもしれません。

だから、これが自分発信だったらいいと思うんです。

自分の気持ち的に「〇〇したいと思ったからやる」という感じで、自主的にやる分には、そんな問題ではないと思うんですけど。

でも、これが毎日毎日「こうするよね?」「こうしてね」「してくれるよね?」という家族からの期待や、無言の圧力や、言葉で指示されていた場合、「(今の状況や気分的に)ぜんぜんやりたくはないけど、家族のことは好きだし、やらないとやらないで相手がかわいそうだし、できる限りやるか・・・」ってことになることが多いわけですね。

そうすると、ずっと家族からのプレッシャー・期待・要求を感じ続けるからやるということになって、自分の中の「めんどくせーなぁ」とか、「自分の意見も聞いてほしいなぁ」とか、「もうちょっと自分のペースで過ごせたら楽だろうなぁ」みたいな気持ちは心の奥に押し込められてしまうわけですね。

もちろん、これは家族やパートナーが悪いとか、このロックマンが悪いとか、なにが悪いという話ではなく、「お互いにはお互いの気持ちがあるんだよね」という話であって、お互いの関係性をよくしたい場合には、自分の気持ちややり方を自覚することはもちろん、相手のことを理解していこうとする姿勢も大切なんだということなんですね。

で、じゃあなんでロックマンが「それはオレはやりたくないよ」ってその場で言えないのか?というと、最初にお話したように、基本的にロックマンは「与える」とか「役に立つ」という立場でいれることが好きだからなんですが、「与えるのは好きだけど、自分の好きなかたちで好きなペースでやらせてほしい」と思っているのが一つ。

もう一つは、ロックマンは感情を感じたくない(感情に振り回されたくない)ゆえに、自分の感情を他人によって動かされるのは嫌いますが、家族やパートナーである大切な人たちが、自分の与えたものによって嬉しそうにしていてくれることや幸せでいてくれることは相対的にロックマン自身の幸せになるので、「その力になれるならやろう」という気持ちがあるから、まずはやってみようとするのが1つ。

三つ目は、「こうやってね」「やってくれるよね?」というお願いが(もしくはその要求のタイミングが)、ロックマンの「ここからは入ってほしくない」という線の外側だった場合、「今はオレができることだからやる」となりますが、「入ってほしくない内側」に急に入ってこられたと感じたり、感情を揺さぶられるような出来事が起きた場合、それ以上感情を揺さぶられたり、自分が結局うまく対応できなくて「できなかった・・・自分が悪い」と、無力感や罪悪感を今より感じるのがイヤなので、距離をとろうとする、ということになります。

ただ、そんなロックマンにも大好物がありまして、それがわたしは女性性の持つ「自由さ」と「受容性」だと思っています。

「受容性」はわかりやすく、「受け容れてくれる性」ということで、たとえば「そうなんだね、今はお仕事を頑張りたい時期なんだね。だから今は話しかけてほしくないんだね。集中してやりたいことがあるんだね。自分以外のことまで全部対応できないよね。まずはそっちを頑張りたいんだよね」という感じで、彼の本当の気持ちや、彼の今ある姿を受け容れてあげること。

セックスでも、女性の身体が受け容れるかたちになっていますよね。

だから、ロックマンはけっこう最初のほうはセックスを多く求める人が多いと思います。(だいぶ仲が深まると逆にレスになることもありますが)

それは、その「受容性」を感じると「許された感じ」がするからだし、「そういう(ロックマンなりの)愛し方でいいんだよ」と受け容れてもらえた気がして安心できるからです。

また、もう一つの女性性が持つ「自由さ」ですが、この自由さは「なんでもいい」という自由さではなく、逆に自立してないと持てない「自由さ」のことなんですね。

たとえば、「自由さ」の象徴として、「選択肢がたくさんある」という状況があると思います。

窮屈さや制限や、決まった規則とは反対で、「選択肢がたくさんある状態(自分がいろんな中から選べる状態)」というのが自由だと思うんですね。

じゃあ、そんな選択肢を与えることが女性性の「自由さ」につながっているとしたら、「これをするのは今日でもいいし、明日でもいいし、気が向いた時だけでもいいし、もしあなたの気が向かなかったらやらなくてもいいよ」という選択肢を相手に委ねるかたちで与えられること。

そして、その自分の与えた言葉に対する相手の回答(答え)を、受け容れる意識や覚悟があること。

その覚悟は、自立をしてないとなかなか持てないものなんですよね。

「絶対こう答えてほしい」とか、「こうしてほしい」というニーズ(欲求)が強かったり、相手の回答を受け容れられるほど自信がなかったり、「もう彼以上の人はわたしには見つからない」みたいな無価値感や執着心などがあると、どうしたって彼を自分につなぎとめておきたくなって、自分のほうに寄った答えをしてもらえる言い方や態度をとってしまいますよね。

また、選択肢を与えたはいいけど、「もしかしたら彼が〇〇するかもしれない・・・」とか、「もし彼が〇〇したらどうしよう・・・」とか、いろいろ勘ぐってしまったり、なかなか不安や怖れが大きいと、相手の回答を受け容れる覚悟ができるところまでは、本当にさまざまな葛藤が出てくるとおもいます。

だから、自由というのは、「自らをもって由(よし)となす」と書きますけど、まずは「自分が自分をよしと思える」のが大切だし、自分の考え・欲求・願望・思考・感情・癖・行動・態度・しぐさ・コミュニケーションの仕方・短所・長所・価値観・失敗した経験・成功した経験・生き方・愛し方、すべてを「これが自分なんだ、これでいいんだ」と思えている状況は、自分以外の誰かやなにかなど、外側のもので自分を承認する必要もなくなって、すごく楽な状態になるわけです。

自分を責めたり、無理に自分を変えようとする必要もなくなって、心のどこかに余白や余裕がある状態なわけです。

そうすると、その余白や余裕をつかって、「あなたが必要なら、ここを使っていいよ」「こういうふうにでもできるよ」「こうも考えてみれるんじゃない?」「この余白を使って、わたしができることは手伝うから言ってね」というように、相手に選択肢を与えることにもつながると思うんですね。

そういうところからも、もし自分がロックマンを好きだとか、ロックマンのパートナーがいるとか、だけど扱いずらくて困ってるとか、ロックマンって本当に自分勝手!と憤っている方々は、ロックマンを好きになったくらいなので、あなたの才能である「自由さ」や「受容性」が、「わたしの出番じゃん!」と言ってる可能性もあるなと思っていただければと思います。
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自分で自分の「自由さ」や「受容性」をたいしたことないと思ってることこそ、ロックマンとすれ違いをつくる原因だったりしますからね。

ロックマン→「(君のその自由で受容できる姿勢が好きだ。それに触れるといつもあったかい気持ちになる)」

自分→「(わたしは自由さなんか持ってないし受容できる気もしない!だからあなたが受け容れてよ!)」

となっていたら、そりゃすれ違いますよね?

だから、自分の魅力である部分が「わたしが役に立てるよ!わたしの出番やん!」となっていることをお忘れなく!

今度は「どうしたらそんな自分の自由さを解放できるの?」というご質問にお答えするべく、11月に日本で対面カウンセリングを行いますので、気になる方はこちらからどうぞ!


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それではきょうも、ドロケイをしていたら本物の泥棒が自首してきたようないい夢をみましょう~!

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