こんにちは!

WhyWhyコーチのふぁーこです!

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先日親友からメッセージが来まして。

「今日初めて知り合った人に偉そうって言われた」

「彼はオレのことを何も知らないけど、そう感じたらしい」

「(彼がそう感じたことは)それはしょうがない」

「でも、オレに言う必要あるの?」

「偉そうだからなに?って言い返したかったけど、その場に他にも友達がいたし雰囲気が悪くなりそうだったから言わなかった」

とのこと。

ほ~ほ~と聞きながら、「愚痴ってごめんね」という親友に、

「そりゃムカツクわなぁ(人間だもの)」
「たぶんその彼、過干渉だったり過保護な親とか、厳しい親とかだったんじゃないかな」

と言うと、「たしかに昔、よく兄弟と比べられたって言ってたわ」とのこと。

真相はわからないですが、そういうことを言う人の背景を説明したところ、親友もなにか納得したようです。

そこで今回は「偉そう」という言葉を発する人の心理や背景をご説明したいとおもいます。

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「あなた(お前)ってエラそう」と言う人

まずその人の「偉そう」という言葉を発するようになった背景を思いつく限り考えてみました。

・過保護や過干渉の親だった→ずっと親の顔色を気にしなくてはいけなかった、本音を言うと心配をかけるので言えなかった

・厳しい親だった→禁止や命令や支配によって自分の意見や感情をおさえつけられた

・忙しくてあまり育児に関わらない親だった→良い子になろうとしたり完璧主義になった

・兄弟・姉妹・同世代と比べられて育った→劣等感や無価値観が増えた

・よく自分の意見を否定された→自分に自信が持てなくなった

・親の意見を押しつけられてきた→親の意見に従わなくてはいけない、それ以外を選ぶことに罪悪感があった

上記で書いたものがすべてではありませんが、上記のような体験をしてきた人が多いです。

「偉そう」と言うからには自分と相手の立場や能力、権力や価値などを比較してその上で自分が上であると思いたい(もしくは自分が下だと思いたくない)だったり、大切にされたい・特別に思われたいという気持ちがあるから出てくる言葉だと思います。

そのため、幼いころや成長段階で比較されたり、完璧にならないと愛されないと思ってきた可能性が高いです。

上記で述べたような厳しい親や否定的な親を持つ人なら、反抗期を迎えたり自我が芽生えて自分の思う生き方や大切にしたいことを築いていく中で、一般的に親のようにはなりたくない、そんな親は最低だ、自分は反面教師でそういう大人にはならないぞと思えば思うほど親離れをしようとします。自立するためです。
(人間界では親が子供を離さないので、子供から離れるため(自立するため)に反抗期があると言われています)

でも親や兄弟から「子供のくせに偉そうに」「お前なんかが」「お前が言うな」「それはちがう、ダメだ(全否定)」みたいなこと言われて育つと、

意識上では「絶対自分はそんなことを言うような大人にならない」とか「早く親を越えて、もう偉そうになんて言わせないようにするぞ」と思うのですが、

「偉そうに」とか「お前なんかが」と自分が言わないようにするためにはずっと自分の地位や立場や価値などを意識し続けなければいけないという矛盾した状態になります。

「お前なんかが偉そうに!とか言うような大人には絶対ならないぞ」→「誰かを偉そうにとか思ってないか?大丈夫か?自分は偉そうじゃないか?」

というように◯◯にならないぞ!という禁止事項を守るために自分の立場や能力や価値を意識し続けるようになるのです。(比較し続けてしまう)

そのうえで親や兄弟から言われた言葉に縛られたままでいる場合、自分は「偉そうに」と言われる存在であると無意識に思ってしまっていることがあります。

そうすると「自分は偉そうと思われる存在だ。だけど親や兄弟から言われた時のようにまた同じように言われて傷つきたくない。だから先に自分が言う」ということで誰かに言う側にまわることでもうこれ以上傷つかないようにしているという場合もあります。

これは意識的にというより、無意識にそうなっている人の方が多いかもしれません。

また、幼いころ親や兄弟に対して「なんでお母さん(もしくはお父さん・兄弟・先生・友人など)はこんなことを言うんだろう?」と思っていた人ほど、そんなことを言うお母さんの気持ちを理解したいがためにその親や兄弟のものごとの捉え方・比較の仕方・価値観をコピーしていることもあります。

そしてなんとか理解したいとおもった感情が大人になっても残っており、今度はそのコピーした捉え方を使って「偉そうに」と自分が言う側に立つことで当時理解できなかったお母さんのことを理解しようとするということがあります。(これも無意識が多い)

そのようにだれかの後を追って同じことを繰り返して体験しようとすることを追体験といいます。


・あなたがこういったことに心あたりがある場合

もしもあなたがこのタイプなら、「小さいころの自分は無意識にコピーをしてでもお母さんの気持ちを理解しようとしていたんだな。なにか生き辛そう(楽しくなさそう)なお母さんを無意識に助けたいと思っていたんだな」というあなたの本当の心に気づくことがまずは大切です。

そして今度は「自分は誰かにとっては偉そうに見えるかもしれない。だけど他の誰かにとっては見えないかもしれない。偉いか偉くないかはその人の主観によって変わるものなのだから、自分は自分でいいのだ」と自分に自信を持つことです。

家族であっても他人は他人であり、自分はこの世でたった1人の人格なのだから、生きる上で正しい正解の人格や完璧な人格などいないということに気づくこと。それは自分しかり、親や兄弟や人類しかり。

自分が偉そうだろうと偉そうじゃなかろうと、自分は自分なのだからそれでいいと自分を認めて肯定してあげること。

そしてだれかに対する(または自分に対する)怒りや嫌悪感を否定しないことが大切です。

大人になって反抗期だっていいのです。

怒りや嫌悪感はとても大切な感情であり、「自分が自分であり続けるため」「これ以上傷つかないようにするため(なにかを守るため)」「ふんばるエネルギーにするため」に必要な感情です。

よく怒りは「喜怒哀楽」の中でも強いパワーを持つ感情と言われていますが、その強いエネルギーを持っているということは、それだけなにかを成し遂げたり、自分からだれかに与えたり役に立ったり、自分で立ちあがって生きていく力があるということです。

だから自分の中にある「怒り」「嫌悪感」をおさえこまず、書き出したり誰かに聞いてもらったり、掃除や運動やカラオケなどで行動して発散したり、怒りを持つ自分を否定せず、罪悪感も持たないで怒りを出していきましょう。

怒りを出すということは強いエネルギーを発揮するので一般的に一定期間怒りを発揮する期間が続くと疲れてくることが多いのですが、疲れて飽きてきたら、

「自分は自分だし、自分のやり方や大切にしたいことで生きていきたい。でも周りの意見や気持ちをぜんぶ無視して天涯孤独で生きていきたいわけじゃない。じゃあどう周りとつながって生きていこうか」ということや、そのバランスを考えればいいんです。

自分が「NO」「これはヤダ」ということを無理に曲げることなく、大切な相手とどう共存していこうかとか、どうしたら相手も喜んでくれてそれが自分も喜びになるかとか、相手と自分のバランスをとっていくんですね。

そこまでいくためにはまずもって自分の中の「怒り」「嫌悪感」などの感情を出して「自分はこうだ」「自分はこうしたい」という自分という軸を築いていくことが必要になりますので、怒りをガマンせず安全に出すことを意識してみてくださいね。


・こういうことを言う人を相手にする場合

さて、それでは逆にこのタイプを相手にする人はどうすればいいかというと、「偉そう」と言ったり彼らの発する言葉は、そのまま彼らが自分自身にぶつけている言葉なのだと考えてみるといいとおもいます。

先ほど言った通り、親や兄弟から染みついた考え方や捉え方というのはなかなか無意識・無自覚なものであり、心理学を学んでいても自分では気づけないこともありますから、その「偉そう」と言った人自身もなぜこのように苦しみやしがらみがあるのに繰り返し人を傷つけてしまうのかわからないというループにはまっていたりします。

そこであなたが相手との関係でリードをとり、「彼は誰かに否定されたり、けなされたり分かってもらえなかったことがあり、その昔言われた言葉をずっと自分自身に唱えてしまってるんだな」と捉えることで、相手との関わり方も変えていけると思います。

どうでもいいほど他人なら縁を切ってもいいだろうし、距離をとってもいいだろうし、相手は相手だからと放っておいてもいいだろうし、大切な人なら一度向き合ってみてもいいだろうし、話し合ってもいいだろうし、受け容れてもいいだろうし、話を聞いてもいいだろうし、「まぁいいじゃんそんなの関係ねぇ」と言ってロックな関係に持ちこんでもいいでしょう。

大切なのは、あなたがどうしたいかということです。

相手のペースにまきこまれたり、相手の表面上の言葉に惑わされることなく、「わたしはわたしよ。でもわたしが偉そうだろうと偉そうじゃなかろうと、わたしはあなたが好きなの。それ以外になにかいる?」と堂々としていられるように、あなたも自分のことを肯定し、自分に自信をもっておくことが大切です。

あなたが相手の「偉そうに」とか「お前なんて」という言葉に乗せられることなく「そう?だからなに?私は私よ」と自分を肯定し、その上で「偉そうとか偉そうじゃないとかよくわかんないけど、とにかくあなたはあなたでしょ。それでいいじゃない」と相手を肯定できるようになると、自然と相手もあなたのペースに乗って変わらざるを得ないものです。

ぜひ、あなたの愛あふれる心で相手をリードしてみていただければ幸いです。

それでは今日はあえてこちらでお別れいたしましょう。
どうぞお聴きください。
黒木渚で「ふざけんな世界、ふざけろよ」

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それではきょうも、グローリーなストーリーでトゥルーリーなディスティニーにたどり着いたようないい夢をみましょう~!

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