こんばんは!

WhyWhyカウンセラーのふぁーこです!

きょうはココロノマルシェへのご相談にお答えしたいとおもいます!


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「未練と執着と罪悪感」

がーすーさんからのお悩み

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はじめまして。
33歳の男です。

私は24歳頃に学生時代から3年くらい付き合っていた彼女と失恋しました。
理由は、仕事の都合で私が日本、彼女が海外で短期の遠距離になった際に、そばにいない分、支えてくれる周りの人が大切になり、好きじゃなくなったと言われ、振られました。

そこから、かなりの未練、執着があり復縁を望みましたが、受け入れてもらえず、半年以内に次の恋愛に進みました。

ですが、次の彼女は、まだ未練があった為にうまく愛する気持ちが湧かず、1年も持たずに振られました。
そのあともすぐに、告白してくれた女性とお付き合いをはじめました。

その頃からか、未練や執着があるにも関わらず、その気持ちはダメなものだと押し殺し、今の彼女に失礼だと、なんとか彼女を愛そうと自分の気持ちを変えようとし、未練に蓋をして偽っていたと思います。

1、2度、別れようとしましたが
1人になるのが怖かった為、すぐに戻りました。

その頃からメンタルを崩し、うつ病や、パニックに悩まされるようになりました。

その時は分かりませんでしたが
今では、その偽りの気持ちや、未練、執着がある事への罪悪感で、メンタルを崩したのだろうと思います。

その後、うつ病でも彼女は自分を見捨てずにいてくれたので、4年の交際を経て、結婚し、今では子供も1人います。

ですが、未だにうつ病、パニックは治らず

人前に立つときや、
奥さん、子供といるときに
自分は穢れた存在のように感じ、罪悪感に襲われ
自分を責めてしまいます。

・「自分は奥さんを愛していないのに酷いやつだ」
・「自分は最低な人間だ」
・「奥さんがかわいそうだ」

そのような感覚になります。
というより、そのような言葉で自分を責めています。
自分は酷い人間だと思います。
人前にいると罪悪感に襲われるので、人がたくさんいるところなどが怖いです。

問題の以前の彼女との復縁は現実的にありませんが
中途半端な気持ちのまま、次の恋愛に進んでしまった後悔や
今の奥さんを愛せていない気持ちと
それでも、まだ心にしこりとして残っている以前の彼女がいない現実を
受け入れられていない自分への責める気持ちの板挟みで
出口が見えず、苦しくなっています。

都合が良すぎるかもしれませんが
今の家族とは離れる事はしたくなく
以前の彼女への執着、依存を手放し、家族を愛せたらいいなと思っています。

根本さんがブログでおっしゃっている
愛と、罪悪感の関係に関連するのかもしれませんが
愛がない自分は最低な人間だと責める気持ちしかわいてこず
もちろん、自分に自信はありません。

この苦しみから抜け出すことは
出来るのでしょうか。

ご回答いただけますと有難いです。

もし、個人カウンセリングの場などもありましたら
教えて頂きたいです。

宜しくお願いします。

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がーすーさんはじめまして!

ふぁーこと申します。

ご相談いただきありがとうございます。

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まずはじめに

>この苦しみから抜け出すことは
出来るのでしょうか。

このご質問の結論から申し上げるとすると、わたしとしては、がーすーさんならこの苦しみから抜け出すことはできるとおもいます。

理由は3つあって、

1つはココロノマルシェに相談をしようと行動されたことです。

苦しみから抜け出すには、「この問題(悩み)をなんとかしたい」という主体的な意思がなければ動けないわけで、そして現状を変えようとするための勇気が必要だったりします。

がーすーさんはそれをどうにかしたいと思って主体的に行動できたのですから、もう半分くらい自分の足で問題を解決する道に踏み出していると考えられます。

2つ目は過去の自分、今の自分を客観的に見ることも分析することもできるということです。

がーすーさんの文章は時系列やその時の感情、また背景などがとても読みやすく、客観的に自分のことを捉えられているのだなぁと感じました。

客観的に捉えたものを「勉強」や「仕事」のように活かそうとか、考えようとするのが「頭」だとしたら、「心」というのはその時その時で起こったことをただただ感じる(もしくはいずれかの感情が出てくるだけ)なんですね。

そのような心で感じることや感情を受けいれることに慣れていないと、あたふたしたり、慣れていない分苦しみが倍増するように感じたりするものです。

でも客観的に見たり分析できるくらいですから、まだ「心」で感じることに慣れていらっしゃらなかったり、抵抗があるだけで、もしそれを肯定できたらすこしづつラクになるのではないかなとおもいます。

3つ目は

>以前の彼女への執着、依存を手放し、家族を愛せたらいいなと思っています。

ご自身で「~したい」「そっちの方向でいけたら」という方向性の目星をつけていらっしゃったところです。

わたしは現時点では、がーすーさんが罪滅ぼしの気持ちからご家族を愛そうと思っていらっしゃるにしろ、ほんとうに愛したいという気持ちからそう思っていらっしゃるにしろ、それは問題ではないとおもっています。

もしもがーすーさんが「家族には幸せでいてほしい」と願うならば、それはきっとご家族も同じではないかな、と思うからです。

がーすーさんがご家族に願うように、ご家族もどのくらいの割合かはわかりませんが、「がーすーさんに幸せでいてほしい」と願ってくれているのではないかとおもいます。

もしその願いにがーすーさんが気づけたのであれば、まずはご自身が幸せになることで、ご家族を安心させたり、喜ばせたり、新たなしあわせを築いていくこともできるのではないかな、とおもったんですね。

ですから、ご家族や誰かの気持ちを大切にしたいと考えることができるがーすーさんだからこそ、ご自身の気持ちや「心」というものと向き合うこともできる人なのではないかとおもいました。

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さて、今回はまず「自分の中の禁止をゆるめる」というところからお話したいとおもいます。

禁止というものは、なにかを禁止しようとする思いが強いほど、その禁止しようとしている事柄を強く意識してしまい、執着してしまうということが起こります。

例えば

「ダイエットをしなければいけない」

「甘いものを食べてはいけない」

(マイルール・基準発令)
「甘いものを食べない自分でいるために"甘いもの"という基準を意識し続ける必要がある」
例)「甘いものを食べちゃダメだ甘いものを食べちゃダメだ・・・」と禁止の基準が甘いものなのでその基準を忘れられない

「甘い物についてずっと考えてしまう」

というような流れができたりするんですね。

今回のがーすーさんの件で言うと、

「彼女のことは忘れなければいけない」

「彼女に未練がない(執着してしない)自分でいなければいけない」

「彼女に今未練がないか、執着していないか自分でジャッジするために"彼女"という存在(基準)を意識し続ける必要がある」

「彼女について意識し続けてしまう」

という状況ではないかとおもいます。

で、わたしはそもそも「それ、本当に忘れなきゃいけないの?」「それ、忘れようと思って忘れられるものなの?」と思ってしまうタチなので、

まずは、"忘れなければいけない"という考え方を手放しましょうか、というお話をさせていただこうとおもいます。

もし、今のがーすーさんのお気持ちが「彼女のことを前向きに忘れたい!消化したい!あれがあったおかげで今があるんだ!」とご自身を肯定した上での忘れる(手放す)選択ならば、がーすーさんはわたしがなにかアドバイスするまでもなくご自身の力で進んでいくことができる人だとおもいます。

でももしも「彼女を早く忘れなければ。執着をなくさなければいけない・・・」と思うようなときは、がーすーさんのご家族や誰かを思う優しい気持ちからくる焦りや罪悪感からであることも重々理解できるのですが、

「○○しなければいけない」という義務感や命令・禁止的意識であるがゆえに、手放すことを遠ざけてしまう可能性があるのではないかなとおもったんですね。

例えば仕事を例にすると、

「この作業やこの仕事時間は好きだ!ほかのだれでもない自分が担当したい!」と思う仕事というのは言うまでもなくはかどるでしょうし、気分も自分のやりたいことなのでやってていい気持ちがしますよね?

でも「うわ〜、めんどくさいなぁ。大変だなぁ。でもこれも仕事だからやらなきゃいけないなぁ」と思うような仕事というのは前者に比べて動きが鈍くなったり、向上心ややりがい、前向きな気持ちが出てき辛いですよね。

それは「○○しなければいけない」という義務感や命令・禁止的意識を自分が持つがゆえに、「本当はやらなくていいならやりたくないけど、やらなきゃいけない」と自分を無理やり縛りつけているようなものだからなんですね。

自分が「No」とか「やりたくない」とか、「やらない」「気分が乗るまでやらない」とか「誰かに任せる」とかいう選択肢を選ぶことができず、「自分でやらなきゃいけない」と自分自身に命令を科している状況です。

これはストレスが溜まるものですし、その感情をずっと我慢し続けると感情がマヒしてしまったり、病気として現れたりすることもあります。

だからそのバランスをうまくとることが難しいのですが、

思考(頭で考えたり意識すること)+感情(感じること)+行動

というこの3つが一致できたときに自分自身のバランスをうまくとれていると考えることができるんですね。

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がーすーさんの場合、ご相談文の中で「自分を責めて」というご自身を責めているという言葉が4回も登場しましたから、わたしからすれば相当がーすーさんはご自身の心を思考という刀でめった刺しにしている印象です。

そんなめった刺しで血だらけなのにもかかわらず、

>以前の彼女への執着、依存を手放し、家族を愛せたらいいなと思っています。

と行動しようとされていて、でも心には「まだ心にしこりとして残っている以前の彼女がいない」という気持ちがあるわけです。

どっからどう見ても足並みバラバラですよね?そんな血だらけの人が目の前に現れたら、まず血だらけのほうをなんとかしてから、次の行動に移ったほうがいいとおもいませんか?

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だから、まずは思考→「自分を責めて」を「そんな自分をも肯定して」に変えていきましょうかということになります。

そこで具体的には、先ほどお伝えした「忘れなければいけない」を手放しましょうというお話になるんですね。(長々と戻ってまいりました)

彼女のことを無理に忘れる必要はないのではないかとわたしは考えます。

もちろん、忘れられないからこその辛さ、苦しみ、悲しみ、むなしさなど、感じたくない感情がたくさんあることもわかります。

けれど、心というのは不思議なもので自分で感じてあげる分だけそのときの感情も浄化(手放すような)してあげることができるんですね。

ですからまずは自分が人生のこれだけ長い期間をかけても愛そうとした、大切におもってきた気持ちの部分を否定せずに認めて感じてあげるんです。

彼女に対して出てくる気持ちを紙に書き出すでもいいですし、こうしてカウンセラーや信頼できる人に話すというのも効果的です。

気持ちを感じる(頭で正しい・正しくないとかこうすべきとかを考えるのではなくただ出てくる気持ちをそうだったねと感じる)のは、男性はとくに普段感情を抑圧されている方が多いので苦手だという方も少なくありません。

また、最初はさみしさや苦しさ、怖さや罪悪感があると1人でやるのがよけい憂鬱になる可能性もあります。(書けない、筆が進まないなど)

そういった意味でこうしてココロノマルシェしかり、カウンセラーしかり、誰かを通じて自分の心を感じる練習をしていくのがいいかもしれませんね。

また、もう1つ「罪悪感」をテーマにお話させていただくと、

>・「自分は奥さんを愛していないのに酷いやつだ」
>・「自分は最低な人間だ」
>・「奥さんがかわいそうだ」

罪悪感や自己否定というのはこう思うことで先に自分をめった刺しにし、罪を負うかわりにこれ以上誰かに傷つけられないように自分を守るような作用もあるのですが(はい、私もお得意さまでした)、

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わたしからすればがーすーさんの文章の中には奥さんの気持ちが奥さん主体の言葉で書かれていないので、

「本当に奥さんはかわいそうな人なのか?奥さん自身がそう感じているのか?」

「奥さんはがーすーさんからの愛を感じていないのか?」

と、そこは奥さんしかわからないのではないかな、とおもいました。

もしも奥さんががーすーさんの「彼女への未練」を知ったら、がーすーさんに失望したり、ショックを受けて距離を置くなどといったこともあるかもしれませんが、

もしかしたらがーすーさんの気持ちを理解しようとしたり受けとめようとするような気持ちが出てくるかもしれません。

それは奥さんにしかわからないし、奥さんがどうするか、どう思うかは奥さん自身の自由です。

であれば、がーすーさんそこまで奥さんを思うのであれば、まずは奥さんを先に幸せにしようとするのではなく、やはり自身が幸せでいられること(自分らしく生きてること)を肯定したあとで、奥さんを幸せにできることを考えてみるほうがはるかに気持ちも行動もスムーズにクリアになるとおもいます。

そこで、今回のコツは、「自分に自由を許可する」ということです。

今までダメだったこともOKだったことも、あれもこれも、こうだろうとああだろうと、それでオッケーと許してあげることです。

今は無理に彼女のことを忘れなくてもオッケー。

今は彼女と奥さんを比較してしまう自分でもオッケー。

今は中途半端なまんまでもオッケー。

私は弱さを持つ自分でもオッケー。

私は不完全な自分でもオッケー。

私は今この自分でオッケー。

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このように、自分が「ダメ」とおもっている部分をオッケーと言い換えて唱えてあげるんですね。

それは、がーすーさんのように自分を罰して罰して、罪で羽交い締めにして、思考でビシバシと自分を牢屋に閉じこめているところに自由の扉を解放してあげるようなイメージです。

もちろん、これは最初はなかなか「でもこんなこと言ったって自分なんかが許されるわけない・・・」とか「オッケーなんてそんなこと思えない・・・」とか罪悪感の檻にまた閉じ込めるように仕向けてくるとおもいますが、

とにかく携帯のカレンダーに毎日この文言を入れて朝通知が来るようにしておいたり、ロック解除後の画面の待ち受けにしたり、ここにまた読みにきたり、目につくように自分で工夫するだけでも頭が無意識にその言葉を認識して思考を変化させることができます。

「ぜったいこうでなければいけないんだ!」とか「ぜったいこういう自分でなければいけない!」と思っていたけど、

少しづつ「こういう自分でもオッケーなのかもしれない」とか「こうでなければいけないと思っていたけどこっちの選択肢もオッケーなのかもしれない」と選択肢が広がれば、自分を縛っている苦しみをゆるめていってあげることができます。

というわけで、最後に堂々と告知になりますがもし直接お話されたいということでしたらこちらへどうぞ!

それから、またいつでもココロノマルシェのほうもご利用くださいね。

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それではきょうも、瓶詰にされた手紙が火星に届いたよ
うないい夢をみましょう~!


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