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それでは今回は正についてみていきましょう。

正は末っ子ですが、長男なので神崎医院の跡取りになるため予備校へ通っています。

姉が2人ということもあってか家族内では(主にすずに)ちょっかいをかけたりケンカしたり、父に反抗したり口答えするような口が減らない性格ですが(すずのほうが口達者)

いざ好きな女性に対しては自分から話しかけられなかったり予備校・仕事先でおとなしいところから、「内弁慶な性格」「シャイな性格」と言えるかもしれません。

または、人と親密になることに怖れをもっている、「野良猫」タイプとも言えそうです。

しかし、予備校ですみかというギャルが男に振られて泣いてるところに遭遇し、少し優しくしたことからすみかにグイグイせまられる毎日がはじまります。

勝手に正の家の番号を予備校で聞いて連絡してきたり、勝手に家にきて好きに振るまったり、すみかを避けようとするもうまくいきません。

正はすみかのような女の子ではなく清楚で頭もいい知的な女の子に惹かれていたのですが、なかなか自分からアタックしたり距離を縮められず、嫌々ながらもぐいぐいアタックしてくるすみかのペースに巻きこまれていきます。

そんな中、予備校で成績が伸びないことから志望校への進学は厳しいと言われ、悩んでいたときにすみかとこんな会話をしています。

すみかが「なんでそんなにさっきからブルー入ってるの?ほんとは医者になりたくない、とか?」と聞くと、図星をさされて黙りこむ正。

「なーんだ、そうなんだ。だったらやめりゃーいいじゃん大学いくの。(神崎医院は)ほっとけば?」と言われると、

「・・・そうはいかねぇよ。

うちの親父さ、ああ見えても昔は有名な大学病院にいたんだよ。

将来は間違いなく教授になるとか言われてたんだけど、ほら・・・ああいう性格だからさ、上の不正っていうか、う~ん・・・そういうのを許せなくて。辞表たたきつけて辞めちゃったらしいんだ。

そのころ、まだ上の姉ちゃんは小学校に入る前だったし、すずもお袋のお腹にいて、おまけに家も建てたばっかりだったからローンもたくさん残っててほんとうに大変だったんだけど、親父が必死に金かき集めてやっとのことで今の病院はじめたんだ。

前にもお袋言ってたよ。‟あのころは毎日食べるだけでも大変だった”って。

あの病院は・・・親父の汗と涙の結晶みたいなものなんだよ。」

とくだん自分の意思で「やりたい」と思って医者を目指したわけではないものの、完一と美矢子の苦労も、病院をなによりも大切にしていることも知っているからその大切なものを引き継いでほしいという両親の期待を背負っていた正。

しかし、最後にすみかから

「難しいことばっか考えてないでさ、自分の好きなことやれば?

悩むばっかでなんにもできなかったらバカみたいじゃん。

やりたいようにやんなきゃ。正の人生なんだから。」

そう言われたことで「自分の人生」を考えはじめます。

そして完一の病院に父親の仕事ぶりを隠れて見にいったり、小百合に相談しに言ったり、自分のやりたいことを模索する中、ついに完一に「俺もう予備校行かない。大学も行かない。医者にもならないし親父の病院の跡も継がないから」と宣言します。

例にもれず怒る完一から「医者にならないってお前ほかになんかやりたいことでもあんのか?」と聞かれ、

「その質問に答えられないから、今までズルズル医学部入ろうとしてたけど、このままだと一生後悔すると思うんだよ!

俺頭悪いからさ、時間かかるかもしれないけど自分がほんとうに何がやりたいのか見つけたいんだ。

そのためには今のままじゃダメだってやっとわかったんだよ!」

必死に説明しようとするも取りあわず、認めようとしない完一に正は言いつのります。

「聞けよ!

親父はな、俺たちのこと心配だとか幸せになってほしいとか言ってけどそんなの全部うそっぱちじゃねぇか!

ほんとは俺たちの気持ちなんかどうでもいいんだよ!

俺たちが自分の思い通りいかないと気が済まないだけなんだよ!

そんなのな、独裁者といっしょだろうがよ!」

そして初めて完一と取っ組み合いのケンカをします。

しかし最後まで許そうとせず、「出ていけ」という完一になにも言わず家を出ることに。

ここから、正の中にある才能が見えてきます。

正は「スター性」「導く」「豊かさ」などの才能を持っていますが、跡継ぎとして生まれたことでその自由な才能や気持ちを抑圧せざるをえなかったと言えます。

たとえば正には、お母さんが自分よりお父さんをとった(お母さんを取り合ってお父さんに負けた)というエディプスコンプレックスや、「俺頭悪いから」という劣等感やコンプレックスをずっと持っていたと見ることができるのですが、

それをもってしてもずっと完一や美矢子の期待を背負い、医者になろうとしていたのは「自分が跡を継がなければ両親を悲しませてしまう」「両親を置いてけぼりにさせてしまう(見捨ててしまう)」という罪悪感があったからと言えます。

しかし自分の弱み(と思う点)やコンプレックスが強い人ほどそれが力となり、強みとなり、人々を導くようなスター性を秘めているものです。

かの有名な世界的スターであったオードリーヘプバーンも、自身の「鼻」「首」「身長」などにとても劣等感を持っていて、「自分なんかが映画や人前に出るなんて・・・」と等身大の自分にコンプレックスがあったのは有名な話です。

その強いコンプレックスというものは自分を隠したり自分を守るために有効でもありますが、自分が自分を認められず許せないというのは精神的にとてもつらいことです。

だからこそ、その「これではダメだ」「ここが負けている」「これが劣っている」という気持ちを自分がのりこえたとき、その人は同じような気持ちで苦しむ人へ活力となるパワーを与えられたり導いていけるようなスター性があると言えるのです。

そして正は家を出たあとそのまま車の整備の住み込みの仕事をはじめますが、完一との間に「権威との葛藤」がある分「家に戻ってきたら」という家族の言葉を受けいれず、やりたいことも見つからない日々が続きます。

あるとき、通りかかった家族からカメラのシャッターを押してくれないかと頼まれたことで「写真をとる楽しさ」を知り、写真をとることに興味を持ち始めます。

プロのカメラマンがいるスタジオに片っ端から「弟子にしてください」と土下座しにいくもどこも受け入れてもらえず、フリーで撮っていたカメラマンに「君なにが撮りたいの?撮りたいものがないならやめておいたほうがいい」と言われます。

そんなとき、神崎家とすみかが正の仕事場へ行ったところ、正が先輩を殴ってクビになったと聞いて正に訳を問いつめます。

正が

「ちょっと人に褒められたからってさ、いい気になってプロんところに自分が撮った写真持ってったら、さんざんバカにされただけだよ。

おまえには一生かかっても無理だから諦めろってさ。

そんなこと言われなくたって俺には一番わかってるっつーんだよ・・・!俺には無理だってことくらいは・・・!」

正のことを信じ、必死に勇気づけようとするすみかを押しのけて自分の写真を川に投げ捨てると、それを拾いに川に入った完一からこう言われます。

「正・・・おい正、お前がな、カメラマンになりたいって覚悟は、その程度のものだったのか?

お前はな、自分のやりたいこと見つけたいって、俺の病院継ぐのやめたんだぞ。

そうだろ?

俺はな、自分の病院を息子に継いでもらうのが夢だったんだよ。

・・・その夢を、お前は俺に諦めろって言ったんだぞ。

それなのにな、そんなに簡単にくじけんのか?

他のやつは許してもな、俺はぜったいに許さんぞそんなことは。

男だったらな、最後まで弱音を吐かずに自分のやりたいことをやって俺を見返したらどうなんだ!」

そう言われ、一番認められたい人に背中を押してもらったとき、正は涙を流して前を向きます。

劣等感というのは誰かと比較したり競争したりして起きる感情ですが、それは他のどんな有名で権力があって才能あふれる人に「あなたが劣等感を感じている部分、わたしはステキだと思う」と言われても、

他ならぬ自分自身が「OK」と思えなければいつまでも「NG」となってしまいます。

つまり、どんな言葉や価値観よりも「自分はダメだ」と信じることで自分が傷つかないように守っているとも言えるのですが、それだといくらお金や技術や権力を使ってなんとかしようとしても、「気持ち」という面ではいつまで経っても苦しいままなのです。

しかし、「この自分自身のコンプレックスに思う部分は個性である」「このコンプレックスの部分が誰かの役にたつ」「この嫌いだった部分を愛したい人もいる」と気づき、自分のことを認めて許せたとき、その悩み苦しんだ経験は他の人に与えることができるパワーに変わるのです。

正はそのあと、「撮りたいものが決まってないならやめておいたほうがいい」と言われたフリーのカメラマンにもう一度お願いしに行き、こう言っています。

「俺・・・なにが撮りたいかわかりました。

俺、いろんな人が一生懸命生きてる姿を撮りたいんです。

なんていうか・・・家族のために文句も言わず地味な家事も毎日コツコツやり続ける母親とか、

いつもは厳しいけどほんとは子どもたちのことすごく愛している父親とか、

どんなにつらくても自分の生き方を貫きとおそうとする姉とか、

なかなかやりたいことは見つからないけど、いつも明るくふるまうもう1人の姉とか、

そんなうちの家族のような人が泣いたり笑ったり怒ったり苦しがったりする姿を、俺は撮ってみたいんです。」

やはり正の心には家族を思う愛情深さがあり、そして笑う人も怒る人も苦しむ人も、どんな人も一生懸命生きててそれぞれがそれぞれでいいんだということを肯定できたからこそ、

自分で自分を認められたように、あなたという存在もすばらしいと間接的に伝えられる写真の世界に惹かれたのかもしれません。

さて、次は完一といい感じになったシングルマザーの【君塚 真知子】について見ていきたいとおもいます。



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それではきょうも、明太子が応援団長に就任したようないい夢をみましょう~!


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