こんばんは!

WhyWhyコーチのふぁーこです!



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今日は前回までの

「①いい子ちゃんで頼れない自立系武闘派問題~ドラマ"オヤジぃ。"に学ぶ愛の視点~」

「②ロックマンの罪悪感と生き方~ドラマ"オヤジぃ。"に学ぶ愛の視点~」

「③飽きっぽいトラブルメーカーが持つ無価値感~ドラマ"オヤジぃ。"に学ぶ愛の視点~」

に引き続き、すずの結婚相手でありエリート商社マンの【国東 博】を見ていこうとおもいます。

(ドラマ「オヤジぃ。」のあらすじと登場人物はこちら)


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博はすずが合コンで知り合った東大卒のエリート商社マンです。

神崎家に挨拶に来たときもSMY(誠実・マジメ・優秀)さがわかる雰囲気で、「ぼくもお父さん(完一)みたいな温かい家庭をつくりたい」と言うような男性です。

博を演じたのが及川光博さんですが、キャラクターの設定とはいえ、話し方といい、たたずまいといい、言動にも品があり、やわらかい雰囲気が伺えます。

そんな博ですが、父は高級官僚で母はメディアに出るようなエッセイスト、そして豪邸のようなところに住んでいます。

一見、完璧とも思える経歴・外見・性格で、何も問題がないように思えるのですが、すずが博のお宅へ挨拶へ行くというので完一も美矢子もいっしょに結婚前の挨拶へ行ったとき、こんなやりとりがありました。

博のお宅で客間に通された神崎家の3人は長椅子へ3人横並びで座ります。

一方、博と博の両親たちはテーブルをはさんだ向かいでそれぞれ1人用の高級ソファへ腰かけています。

博の父が「息子は今まで付き合っている女性を連れてきたことは一度もなかったので驚きました」と言い、博の母も「突然結婚するっていうからどんな方かと思ったら、ほんとに可愛らしいお嬢様だこと」と結婚について切り出します。

そのあとすぐ博の父に電話が入って席を立つと、博の母は父について

昔から働くのが趣味みたいな人
家にゆっくり寝たのも数えるくらいしかない

と言い、それに対して博は「お母さんだって負けないくらい忙しいじゃないですか。最近ホテルに缶詰めになることも多いし」
と返します。

博の父が戻ってくるまで数分のやりとりをしていたものの、父が戻ると「あなた時間がないからそろそろ・・・」と席を立とうとする母。

そして父も「そうだな。わたくしどもは基本的に、結婚についてはぜんぶ、息子に任せております。親の口から言うのもなんですが、昔から息子は勉強もよくできましたし、わたしたちの言うこともよく聞いてくれる素直な子で。」

博の母も「そんな博の選んだ相手なら間違いないとおもいますし、わたしたちは息子を信じておりますから。それじゃ、わたしたちはこれで・・・」と言い残して去ろうとしました。

これに博はなんとも言えない表情をしてただ口をはさまず聞いていましたが、ここで口をはさんだのが完一でした。

「あの・・・あのすいません、すいません!ちょっとちょっとちょっと・・・!ちょっと待ってください!
なんかさっきから話聞いてるとね、息子さんが誰と結婚しても、どうでもいいようにおっしゃってるように聞こえるんだけれども・・・
いや、という・・・というよりもね、あなた方、自分のことしか頭になくて子供のことほったらかしって感じなんですけどね。」

博の父が「わたしたちはそんなつもりじゃ・・・」と反論するも、

「いやそう見えますよ!そう見えますよ。

(すずたちを見ながら)お前らだっておかしいと思わないか?ふつうさ、息子の結婚といや一生に一度の問題だよな?それを10分やそこらで結論だそうって・・・

(博の両親を見ながら)・・・いいですか?聞いて、聞いてくださいよ。

うちはね・・・‟うちが”娘をやるんだよ!

ふつうだったらあんたらがうちに来て結納かわすのが筋ってもんじゃないの?

それをさっきから聞いたら「忙しい忙しい」って・・・

子供の結婚よりも大事な用事っていったいなんなんだ!!!」

とブチ切れて帰ってしまいます。

そのあとも博とすずはデートを重ねますが、一向にすずに手を出そうとせず、すこし距離をとって接する博。

すずはそんな博に違和感を覚えますが、「博さんLOVE」なまま違和感をポジティブな意味に受けとめて結婚を進めます。

一方博は完一に話があると相談しに行きました。

「すずちゃん、お父さんになにか言っていませんか?たとえば結婚を考え直すとか・・・
すずちゃんのことを考えたらこのままでいいのかなってちょっとおもったりして」

そこでどうしてすずと結婚したいのか、すずのどこが好きなのか聞かれると博は

「彼女なら、たとえばどんなことがあってもぼくについてきてくれるような気がしたっていうか・・・なんでも許してくれそうな気がして・・・
それにあの、ぼく元々お父さんみたいに温かい家っていうか家族をつくるのが夢だったんですよ。」

と答えます。完一がなにか違和感を覚え、「君はなんか隠してないか?」と聞くも「いえ、べつに」と視線をそらす博。

その後、紆余曲折ありながらようやく迎えた結婚式、SMY(誠実・マジメ・優秀)な博が予定時間になっても式場に来ないというハプニングがあります。

結局博が遅れてきて式は開始されましたが、新婦入場のときに完一がすずを連れ出して帰ってしまい、結婚式は中止になります。

それからも博はすずと結婚する意思は示したものの、相変わらずすずに手も出さず、隠しごとを教えようとしないことから最後はすずのほうから結婚を断られます。

そして結婚式をめちゃめちゃにされた(顔に泥をぬられた)上に結婚を断られた国東家の両親が大激怒で神崎家(完一・美矢子・すず)を呼び出して問い詰めると、完一は博にこう聞きます。

「博くん、君はほんとうに・・・えぇ・・・まあ、女性に興味がないっていうか・・・‟男”しか、愛せないのか?」

「そんなわけないだろう!」と激昂する両親とみんなに注目され、神崎家の顔を一人一人見たあとで、博は

「お父さん、お母さん、ぼくは・・・・ぼくは・・・

ゲイです。

・・・ぼくは、ゲイです。」

覚悟を決めたようにカミングアウトします。

「ずっと、自分の中でもモヤモヤしてて・・・でも神崎さんのおかげでやっとわかったんです。すずちゃんと結婚しようとおもったのも、必死で本当の自分を否定したいっていうか、現実から逃げたかったからなんです。・・・すずちゃん、ごめん。」

そうして同性愛者であることを告白した博は、結婚破談だけでなく親からの勘当、会社では左遷という名のクビになりました。

こうしてすべてが白紙になり、ゼロからのスタートを切った博。

なんとも世知辛く、どうしようもない気持ちに苛まれる気がするかもしれませんが、この出来事についても愛の視点で見てみると、ここで博は‟生まれ変わることができた”と見ることができます。

家族というものも、帰る家も、仕事もお金も、結婚も子供も、地位も名誉も、そして今までかぶっていた優等生の仮面もすべてなくなった博。

博はまるで丸裸にされ、一番見られたくない部分を見られ、崖から放り出されたような気持ちだったかもしれません。

でも博には「居場所をつくる」「情熱」「直観力」「感性豊か」という才能があり、そのような自分の才能を押し殺す人生より、その魅力や才能を発揮できる人生を自分で切り開いたと言うことができます。

とくにセクシャリティ(性的魅力)で悩む人には「居場所をつくる」才能が溢れているのですが、それは「自分の居場所」について本気で悩んだことがあるからです。

自分の居場所について本気で悩むのは、「さみしさ」や「虚しさ」、「悲しさ」などを感じる出来事があったり、そんな環境に身を置いていたからともいえます。

その感情を感じた人は、どうしたら他の人がそんな感情を感じないでいられるのか、どうしたらそんな思いをしない環境をつくれるのかをよく知っています。

おそらく意識的にしなくても、無意識的にそれがわかるのです。それを「才能」と呼びます。

博の場合もそうです。小さいころから放任ともとれる家庭環境で、親の言うことを聞いたり優秀ないい子でいなければ目にかけてくれない家庭だと、きっとさみしい思いもむなしい思いもしたでしょう。

同性愛者であるとわかれば高級官僚の息子として名誉を傷つけることや跡を継がせてあげられないこと、世間の言う‟ふつう”ではいられないこと、今まで築いた信用を失うこと、きっとすべて博はわかっていたとおもいます。

博の中には「父や母に笑顔でいてほしい。幸せにさせてあげたい」という気持ちがあったからこそ、「自分のせいで」という罪悪感も強くあったことが伺えます。

しかし罪悪感のためにウソをついて補償行為(罪を償うための行為)をするのではなく、自分の気持ちや感性に正直になったことで、今までの「父や母のため」に生きてきた人生から「自分のため」の人生を歩み始めることができたのです。

後半で偶然すずと再会したシーンでは、博はニューハーフバーで働いており、そこですずにこんなふうに語りかけています。

「あんまり焦っちゃだめよ、まだ若いんだからさ。

ほら、最初に会ったとき、アタシ・・・すずちゃんにさびしいのとか見ぬかれてたじゃない?

きっとそのころ、今のすずちゃんみたいな顔してたんだろうな・・・っておもって。

ね、もっと自分に自信持たなきゃ。

すずちゃんはさ、人を幸せにする力があるんだから。

アタシだってさ、すずちゃんと、すずちゃんのパパのおかげでこうやって今の本当の自分を見つけられたんだから。・・・ね?

ガンバレ。

なんかあったら、いつでもいらっしゃい」

こうして「なんかあったら、いつでもいらっしゃい」と言えるところが、「人と人をつなぐ」「居場所をつくる」才能があるとも言えます。

そしてそれは、きっとあのまま国東家にいては思いきり発揮できなかった才能だったのです。

博のすごいところは、そのような一度すべてがなくなる境遇に立たされても「父や母」「左遷を命じた上司」などに関しても一切恨み言や否定、泣き言を言わなかったところです。

相当気持ちを抑圧して麻痺してしまったと見ることもできますが、「アカウンタビリティ(責任の概念)」という‟すべては自己責任である”という自立的な立場、考え方をしているのかもしれません。

すべてのことや起こりうることは自分の選択の結果であり、自己責任であるというのがアカウンタビリティなのですが、これは自分を責めるためのものではなく、自己成長し続けること、自分の世界を広げること、選択肢を広げられる考え方なんですね。

博はそんな自己成長し続ける生き方、選択肢を広げられる考え方によって「情熱」「感性」「無邪気」といった魅力も発揮できるのではないかなとおもいます。

そう思うと博はとても才能に溢れ、そして魅力的な人物であるとともに、誰よりも人一倍愛情深い人物なのだとおもいました。



【続き】→神崎家の末っ子長男で跡継ぎを期待されている【正】はこちら



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それではきょうも、とんがり帽子のてっぺんに大福が乗っていたようないい夢をみましょう~!


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