こんばんは!
WhyWhyコーチのふぁーこです!
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(事前にお伝えしたいこと)
今回わたしが体験した話をもとに差別の心理を読み解いてみますが、それにともない新型コロナウィルスの発症元とされる中国ならびに中国人を否定したり、批判したり、自分のことを擁護したり、被害者(もしくは加害者)という立場になりたいわけではなく、
今回の経験をもとに心理的に差別という意識にはどんな感情の働きがあるのか、気持ちがどのように作用して差別という意識をつくりだしたのか自分なりに考えたものです。
今回の経験をもとに心理的に差別という意識にはどんな感情の働きがあるのか、気持ちがどのように作用して差別という意識をつくりだしたのか自分なりに考えたものです。
流行り病や感染症などに関しては基本的に「起きた事象」として捉えており、そのこと自体を良い・悪いなどという判断(ジャッジメント)できるものではありませんので、あくまでも心理的な働きに留意してお伝えすることをご理解いただけますと幸いです。
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まずは今回グルジアで街を歩いたりスーパーに入ると「チーナ!チーナ!(中国人だ!中国人だ!)」という声や指を指されることを受けて、改めて自分が「何者だ?」と疑われる体験をしました。
それによって「なんで数週間前まで歩いたりお店に入っても何かを言われたり視線を受けることもなかったのにこんなに見られるんだろう?」と考えるようになりました。
その後、私と彼が歩いていて前から来た人とすれ違うときに口をバッとおさえて通り過ぎる人やすごく怪訝そうな、眉を寄せるような顔でこちらを見て近寄らないようにする人や、
お店に入るとお店の窓やドアを開けて空気の入れ換えをし始める方などがいて、おそらく私たちの見た目や風貌でわかる「何か」を受け入れられないように感じているのだろうと思いました。
グルジアのニュースでも新型コロナウィルスのことはやっていましたし、私たち自身も前々から日本のニュースを見て知っていたので、街で「中国人だ!」と指を指したりすれ違うときに口をおさえていた人のことを推測してみたところ、
私たちはよく日本人よりも中国人に見られる(間違われる)ことが多かったので、その経験もあって恐らく彼らの中では「中国人→新型コロナウィルスを持っているかも→関わると生命に危険が及ぶかもしれない」という強い恐怖心を抱いたのだと考えました。
私たちはよく日本人よりも中国人に見られる(間違われる)ことが多かったので、その経験もあって恐らく彼らの中では「中国人→新型コロナウィルスを持っているかも→関わると生命に危険が及ぶかもしれない」という強い恐怖心を抱いたのだと考えました。
つまり、差別が起きるときには基本的に根本の感情は「恐れ」「恐怖」であると思ったのです。
(関わることで)自分がどのように影響されるのか。
(関わることで)自分がどうなってしまうのか。
(関わることで)今まで大切にしてきた観念や価値観を崩されるのではないか。
(関わることで)自分を傷つけられるのではないか。
(関わることで)自分の力で自分をコントロールできなくなるのではないか。
こんな恐れや危機感をいだくのではないでしょうか。
なぜそんな恐れを抱くのか?
それは「守りたい大切なもの」があるからです。
私たちは自分の命を含め、家族やパートナーや友人など大切な人の命を失くしたくないと感じています。
それによって「死」や「自分が自分でなくなってしまうかもしれない」ということに関して、「未知への恐怖」「愛を途切れさせることへの恐怖」が出てくるだとおもいます。
私たち人間は誰かを愛したい生き物だといいます。
意識上では愛されたいと思っているとしても、無意識下では愛したい思いがあるのです。
だから「愛を途切れさせること」はかなり怖いのです。
自分だけでなく、誰かを愛したい思いを否定されたり愛することができなくなったときに私たちはとても傷つきます。
今回のことで言えば、もし万が一自分がコロナウィルスを発症して大切な子供に移したことで子供が亡くなってしまったら、、、
もし万が一家族やパートナーに移ってみんなが苦しんでしまったら、、、
自分が大切な人より先に亡くなってしまったら、、、
というように愛することを途切れさせることへの恐怖感というのはとても強烈なんですね。
それから私たちは「こうだ」と思っていたことや信じていたことが揺らぐことに対しても恐怖心を抱きます。
たとえば自分が誰かと比べたり比較して自分自身を保っているとします。(主に自分の権威やプライドを大切にしているとします)
そういう場合はそれを崩されたり、自分の権威が揺らぐことは最もあってはならないことですよね。そうなることを一番恐れているともいいます。
その恐れが強い分、自分と誰かとの差を明確にする必要があるわけですね。差を別ける必要があるということです。(差別する必要がある)
だから常に「自分自身」を守りたいという意識(自己防衛意識)がある故に、差別をしてしまうんですね。
それをふまえて、もしも自分が差別しているかもしれないと気づいたり、差別している人を思い出したときは、
「わたしは(彼は)なにをそんなに恐れているんだろう?」
と考えてみるといいかとおもいます。
たとえば女性を差別する人だったりしたら、
「女性に対してどんな恐れを感じているんだろう?」
「女性に対してどんな恐れを感じているんだろう?」
「女性からどんな影響を与えられると思っているんだろう?」
「女性と関わることでどんなふうになってしまうという恐れを持っているんだろう?」
という見方で見てみると、もっとその人のことがわかるかもしれませんね。
そしてそれは、
「なにを守るためにそう感じているんだろう?」
「この人(わたし)にとって大切で守りたいもの(人)ってなんなんだろう?」
「この人(わたし)にとって大切で守りたいもの(人)ってなんなんだろう?」
というわたしや彼らの守りたいもの(人)を焦点にすると、そこには愛する思い(大切にしたい思い)があるので、そこまでいくと愛という大きな恩恵によってわたしたちは恐れから開放されていきます。
最後に、わたしが感じた差別を差別としないようにする方法は「安心を与える」ということです。
差別というものが心理的に「恐怖心」から起こっていることなら、恐怖心を打ち消す「安心」を与えればいいのではないかとわたしは考えました。
これは私たちのケースなので一般的な例となるわけではないかもしれませんが、
最初わたしの中にはたいして攻撃心や恐怖感がなかったので、街の人たちの反応を受けても「そりゃ守りたいものが壊されてしまうかもしれないんだから恐いよね〜。まぁしゃーないか」くらいにしかおもっていませんでした。
ただ、彼がすごくそういった街の反応や空気を気にしていて、「日本人の住んでるところを近所のグルジア人が通報してグルジア警察がその日本人を調べに行ってるみたいだよ」といろいろ不安がっていたので、わたしはわたしの守りたいもの「笑って過ごす生活」のために安心を与えることを考えてみました。
もちろん、「安心」といってもあいまいですし、時と場合によって「なにが安心というアイテムになるのか?」は別ですが、今回のわたしの例で言うと、
・何者なのか?
・ウィルスの感染の有無
・その根拠
このあたりをきちんと理解してもらえるように情報を伝えることで、「安心」を与えられるのではないかと思いました。
ただ、私たちはまだグルジア語を話せなくてグルジア人の友達もいないので、グルジアの誰かやなにかに訴えかけるのは少し難しかったのです。
そして思いついたのはちょっと買い物をしたりお散歩するときにこちらを首から下げて歩いてみるという方法です。(今回はコーンフレークを買うために)
(この写真はスーパーの店員さんに撮っていい?と聞かれて撮られたものが拡散されたもので、それを保存しました)
・何者なのか?→「私たちは日本人です」
・ウィルスの感染の有無→「ウィルスは持っていません」
・その根拠→「(新型コロナウィルスが発生する)前からトビリシに住んでいます」
(もちろん前からどこに住んでいようと感染したかもしれない場合や疑わしい場合は検査と適切な対処をする前提です)
このプラカードをつくってぶら下げて歩いた結果、私たちのケースでは街の人やスーパーの店員さん含め、「中国人!」と言われたり口をおさえられたり、私たちと距離をとる人は1人もおらず、
逆に人懐こく「写真撮っていい?」と言われたり「なにか探してる?お手伝いしましょうか?」と声をかけてもらったりしました。
わたしとしては不安症な彼も安心して「また外に出よう」と思える空気を感じられたらいいなという自己防衛の意味も込めてこれをつくったので(彼との安心笑顔生活のため)、相手の良い反応はあまり期待していませんでした。
ただ、これを見て差別したり、逆に差別される気持ちを理解しようとしてくれる人がいるとわかって、それが私はとてもうれしかったです。
彼にとってもこれはうれしい反応だったようで、買い物から帰ってきてからもうれしそうにみんなの反応を話していて「また出かけよう」と言っていました。
私たち人間は安心を与えられると安心で返したくなるようですね。
相手に「安心」を受けとってもらえるか、その伝え方で「安心」が伝わるかというのは一概に「こうすればいい」というのはないですし、
タイミングや状況もありますし、恐怖や恐れが強いほどその観念も強くなってなかなかすぐに理解し合えないこともありますが、
まずは「恐れ」という感情に気づいた自分が理解と受容をして恐れや恐怖も許すことで、「安心」を手に入れられて、世界を見る目も恐怖から安心へ変わっていくのだとおもいます。
今回は貴重な体験によってそのことを実感したので、やっぱり人生にムダなことなどないのだなぁとおもいました。
みなさんも「心」という視点から自分の世界のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?
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それではきょうも、ぐんぐん伸びたもやしが家になったようないい夢をみましょう~!
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