こんばんは!
WhyWhyカウンセラーのふぁーこです!
きょうもココロノマルシェからお悩み相談に答えてみたいとおもいます!
ココロノマルシェは、根本裕幸先生のお弟子さんたちがお悩み相談に答える掲示板です。
今後も追ってどんどんみなさまからのご相談を募集しております!
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「夫婦喧嘩ばかり。頑張る方向間違ってるのでしょうか」
るるさんからのお悩み
はじめまして。こんにちは。
私たち夫婦についてご相談です。
現在結婚3年目、0歳の男児がおります。
わたしは多分自立系武闘派女子です。
私たちはとにかく喧嘩の多い夫婦です。
毎回喧嘩の原因は、忘れてしまうほど些細なことなのですが、大抵わたしが彼の言動にイライラすることが発端です。
彼も武闘派ロックマンなので、毎回そこそこ激しい喧嘩になります。
さすがにわたしもそんな日々に嫌気が差し、根本先生のブログや本で勉強し
自分を癒すことから始めてみました。
両親を許すこと、そして自分自身を許すこと、まあまあ出来てきたかなあと思っています。
特に自分自身に関しては、事あるごとに肯定し、過去の自分も今の自分も癒しているつもりです。
しかし喧嘩は減らない。。
イライラしてしまうものは仕方ない、喧嘩するのも仕方ない、それが私たちだ、と頭では思ってみるものの、正直疲れます。結構へとへとです。
結婚前から合わないなあと心のどこかで思っていましたが、そんな自分を無視してお付き合い、結婚してしまいました。
喧嘩ばかりでも、頑張ればいつか、いつかうまくいくと自分に言い聞かせてやってきました。
根本先生にもっと早く出会えていたら、自分の気持ちにしっかり向き合っていたら、多分結婚していなかったです。
離婚したら楽になるとは思います。
でもしたくない。一緒にいて楽しいと思える時間も多いからです。
息子も旦那のことが大好きです。
基本的には良い父、良い旦那であると思います。
わたし、頑張る方向間違えているんでしょうか。
癒し方が違うんでしょうか。足りないんでしょうか。。
ちなみに、父もよく怒る人で、夫婦喧嘩の多い家庭で育ちました。
わたしは隠れファザコンだと思います。
母は過干渉。
7個上の兄は性格が穏やかで、母に「兄は優しいが、るるは父に似ている」と言われて育ちました。
母はよく父の愚痴をわたしに吐いていました。
さらに、わたしはこれまで付き合ってきた元彼ともよく喧嘩してきました。
今の旦那との喧嘩が一番激しいですが。。
自己肯定感や自分軸、意識しているつもりですが
なんだか空回りしている気分です。
喧嘩ばかりで苦しい日々に、なにかアドバイスいただけましたら幸いです。
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るるさんはじめまして!
ふぁーこと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

いや~るるさん、ケンカが多いと疲れますよね。自己嫌悪も罪悪感あってイヤになりますよね。

るるさんって口下手なほうですか?それか恥ずかしがりやですか?自分の感情を言葉にして伝えるのが苦手だったりしますか?
きっとね、るるさんはすごく一人でなんとかしようとがんばってこられたんだと思うんですよね。
悩みを悩んでるって言うのも、実は勇気がいることじゃないですか。
「わたし一人では解決の糸口が見つからないから教えてください」って相手に任せて頼るのって、怖いじゃないですか。
自分の弱い部分を見せるのって、勇気がいることじゃないですか。
まずはそこを見せる勇気と決意をされたるるさんに拍手を送らせていただきたいとおもいます。

それで、ほんとるるさんってすごいがんばってこられたんだなぁとご相談文からわかるくらい、きっといつも「自分がなんとかしなくちゃ」とがんばってきたんじゃないかなぁとおもうんですね。
>毎回喧嘩の原因は、忘れてしまうほど些細なことなのですが、大抵わたしが彼の言動にイライラすることが発端です。
>さすがにわたしもそんな日々に嫌気が差し、根本先生のブログや本で勉強し自分を癒すことから始めてみました。
>イライラしてしまうものは仕方ない、喧嘩するのも仕方ない、それが私たちだ、と頭では思ってみるものの、正直疲れます。結構へとへとです。
>根本先生にもっと早く出会えていたら、自分の気持ちにしっかり向き合っていたら、多分結婚していなかったです。
自分と向き合うってほんとうに疲れますよね。
というか、わたしだったらイヤな感情とか感じたくない感情を感じるのイヤだから向き合いたくないし!!!(カウンセラーがなに言ってんだというツッコみありがとうございます)
だってイライラするってことはイライラしちゃう作用が昔なにかしらあったわけで、そこまで遡ったりちょっと前に傷ついたりイヤな思いしたときのころ思い出すだけでもまた自己嫌悪や罪悪感がやってきたりしませんか?
そりゃ前にバナナの皮踏んですっころんで痛い思いした上にパンツ丸見えになったところでまたわざと転ぶようなもんで、誰だって思い出したくないことは思い出したくないんですよね。

でもそれを乗り越えて向き合おうとしているるるさんはやっぱりドМ・・・じゃなくてすばらしい武闘派女子だとおもいます!!!(褒めてます!わかりづらいかもしれないけど称えております!)
それで、わたしが今回お伝えしたいのは
「お父さんの役、もうやんなくていいんだよー!!!」

ということなんですね。
るるさんは、
>ちなみに、父もよく怒る人で、夫婦喧嘩の多い家庭で育ちました。
>わたしは隠れファザコンだと思います。
夫婦喧嘩が多いご家庭だったんですね。
そして隠れファザコンかもしれないとご自身で思っていらっしゃるんですね。
夫婦喧嘩が多いご家庭で育ったということは、自分の中の夫婦のモデルは基本的に自分の両親の関係になることが多いので、
「喧嘩をするのが夫婦」であって、そうじゃないのは夫婦じゃないという潜在意識(無意識)がどこかにあるのかもしれませんね。
もちろん、意識上は「したくない」と思っていらっしゃると思いますし、その通り喧嘩をしたくない気持ちもあるはずなんですけど、
親の喧嘩を見てきた分、「それが(喧嘩が)夫婦のコミュニケーションに見えていた」ということもあるかもしれません。
たとえば私の両親は私が小学校3年のときに離婚しているのですが、2人とも顔を合わせれば喧嘩をしていたんですね。
それでリビングで両親が喧嘩をしているときに私と3つ上の姉は別の部屋にいるように言われていたのですが、私たちは気になってよくリビングをのぞいていたんです。
そのとき私は小学低学年とかで、「やばい!お母さんが殺されてしまうかもしれない・・・!警察に連絡しなきゃ!」と思っていたので姉に「警察に電話しようよ!」と言っていたのですが、姉は「うん・・・でもちょっと待って!」と言って連絡せずにずっとリビングをのぞいていました。
あとで大人になって姉と話してわかったことなのですが、姉の中ではもちろん「両親に仲良くしてほしい」という気持ちがあったわけで、当時お母さんとお父さんが一緒の家に住んでいるのに家庭内別居状態でコミュニケーションがまったくなかったことをずっと気にしていたようなんですね。
そして姉いわく、「お母さんとお父さんが喧嘩をするとうれしかったんだよね。2人が話してる(コミュニケーションしてる)ところってその時しか見れなかったから」と言っていて、わたしの中で姉はそんなふうにお母さんとお父さんの喧嘩を見ていたんだぁと思ったことがあります。
そして喧嘩って結局のところ「わたしの気持ちをわかってほしい」という思いがなければ起きないものだとおもうんですね。
だからほんとは喧嘩ってしたくないし、子供側からしたらハラハラしたこともありましたけど、「感情のコミュニケーション」として捉えると悪いことだけではないとおもうんですね。
感情のコミュニケーションって、
「こうされるのは悲しかった」とか「こう言われたらさみしい」とか「ほんとうは喜ばせたかった」とか、感情を伝えることなんですけど、なかなか素直になれなかったり関係性に「争い」があって勝ち負けで考えてしまったりすると言えないものですよね。
そこで、まずはるるさんに
「ほんとうは自分のどういうことをわかってほしかったですか?」
とお尋ねしたいんですね。

これは旦那さんに対してだけでなく、小さいころるるさんがご両親の喧嘩を見ているときや、お母さんに対してでも、お父さんに対してでもかまいません。
るるさんは、ほんとうはどういう気持ちになることを理解してほしかったですか?
るるさんは、ほんとうはどういう気持ちでいることに気づいてほしかったですか?
るるさんは、ほんとうはどういう気持ちを持っていることを受けいれてほしかったですか?
このあたりを探っていくと、自分の怒りの原因になる部分がわかってくるかもしれません。
それで、
>母は過干渉。
>7個上の兄は性格が穏やかで、母に「兄は優しいが、るるは父に似ている」と言われて育ちました。
>母はよく父の愚痴をわたしに吐いていました。
るるさんのお母さんは過干渉で、よくお父さんの愚痴をるるさんに吐いてきたんですね。
もしかしたら、お母さんはるるさんにるるさんのお父さんを投影して(自分の中のお父さんに対する思いをるるさんに映し出して)いたのではないかなとおもいます。
先ほど”喧嘩”は「自分の気持ちをわかってほしい」という気持ちが元で起こる事象だとお伝えしましたが、”愚痴”というのも基本的には「自分の気持ちをわかってほしい」から言うものですよね。
そしてるるさんのお母さんは愚痴をお兄さんではなくるるさんに言ってこられたということで、るるさんにお父さんを投影したとしたら、るるさんが自分の気持ちを聞いてくれることで、無意識にお父さんからわかってもらえたような気持ちになってラクになれたのかもしれません。

だからここでるるさんは、無意識に「お父さん役」を背負ってあげていたのではないでしょうか。
それだけるるさんが、ほんとうに器が大きくて愛情深いという価値を持っているからこそできたことだとおもうんです。
自分でそれをもう歩く感覚と同じように無意識に、当然のようにやってきた人は自分がすごいとか、がんばったとか気づかないと思うんですけど、たしかにそれはるるさんの価値だし、るるさんだからできたことだとおもうんですね。
それで、もしかしたらるるさんの中ではまだ「お父さん役」をやり続けないと愛されないかもしれないという怖れや、
たぶんお父さんの怒っていた気持ちも「嫌い」とかじゃなくて「愛情だった」と理解しているところがある分、るるさんの中でお父さん役を降りることは敗北を意味するような、自分がしてきたことが崩れてしまうような、そんな怖さをどこかに持っていたりするのかもしれません。
だからまずは、「私お父さんのためにも、お母さんのためにも理解しようとがんばってきたんだ」とるるさん自身が気付くこと。
イライラしたり、相手に素直に感情を伝えたりできない自分も、親のためにやってきたことや、自分なりの愛情表現だったと気づくこと。
まずそこからはじめてみませんか?
それで、そこに気付くとイライラしたり怒って自己嫌悪してたことも、ぜんぶ自分なりの甘え方だったってわかるとおもうんですね。
「素直になれない自分のこともわかってほしい」
「うまく伝えられないけど自分を受けいれてほしい」
「こんなにあなたに対して感情を持っていることに気付いてほしい」
こういう甘え方ですよね。
実はこれ、わたしも今だに彼に対して怒りで表現してしまうことがよくあります。
だって怒りを抑えるとか無理!!!
いいですか、大事なことだからもう一度言いますね。
怒りを抑えるとか怒りをコントロールとか無理なもんは無理なんや!!!

はい、こういうことですね。
どうしたって無理なときは無理なんです。”今は”無理なんです。
だってそれだけわかってほしい気持ちや理解してほしい気持ちがただそこにはあったんだから。
どうだっていい人にはここまで熱量が上がりません。
一番わかってほしい人だからここまで怒りも出るし、喜怒哀楽すべて誰よりも伝えたくなるんです。共有したくなるんです。
やっぱりそれだけ”好きだ”って気持ちもあるからなんですよね。
だからるるさん、まずはご自身のイライラの元にある「わかってほしかった」という気持ちに気付いてみませんか。
たぶんそれだけで、だいぶ変わるとおもうんです。
るるさん自身も自分の気持ちがわかって少しずつラクになっていくのではないかなぁとおもいます。
そして、これは気持ちが少し落ち着いてからでもいいのですが、るるさんはライフワーク(自分の好きなことや心地いいこと)を探してみると気持ちが安定するんじゃないかなぁとおもうんですね。

ライフワークって別に仕事のことだけじゃなくて、生活の中で「しあわせ~」とか「たのしい!」とか「いいわぁ~」とか「心地いいなぁ」とかそういうことを見つけていくということです。
いま0歳の息子さんがいるということで、たぶんまだ息子さん中心だったり息子さんに重心が置かれた生活リズムとなっていらっしゃるのではないかとおもいます。
もちろん、「母」としてのるるさんもすばらしいですし、「妻」としてのるるさんもすばらしいのですが、わたしは「人間」としてのるるさんがどんなことをしているとしあわせで、たのしくて、心地よくて笑顔になるのか知りたいのです。
たぶんそれって、もしかしたら大きなことではなく些細なことかもしれなくて、
揚げたての厚揚げを食べてるときとか、好きな音楽を聴いてるときとか、布団で全力でごろごろしてる時とか、可愛い服を探してる時とか、満点の星空を見たときとか、
どんなことでもいいのですが、そういう些細すぎて、「ふつう」と思ってたことでも、自分の気持ちが喜ぶ瞬間や事柄をもっと自分で自覚してみませんか?
もし可能なら、メモするようにしてみるといいと思います。
これを見ると「うれしい」、これをすると「たのしい」、こうしてると「心地いい」、これは「おもしろい」とか感じたい感情を感じられる事柄をどんどん書き出すんです。
紙でもスマホのメモでもいいです。
わたしは「食べること」は好きだけど、「高くて美味い料理」は別にワクワクしなくて「安くて美味い料理」にワクワクするなぁとか、そういう具体的なことを書けたら書いてみてください。
それで、もしそれができてくると、自分の感情のクセを知ることができます。
これは実はあんまり好きじゃないのに「好き」だと勘違いしてた動作とか、行動とか、事柄がわかってきたり、
実は「苦手かも」と気付くこともあるかもしれません。
そんなときは、できたら「苦手なこと」は自分以外にやってもらうか、捉え方を変えるようにしてみるんですね。
「これ、ほんとうに今(今日)わたしがやらないといけないの?」
「これ、ほんとうに今(今日)わたしがやりたいの?」
「これ、ほんとうに今(今日)わたしがやらないと死ぬの?」
と心に聞いてみましょう。無理なら(気持ちが前向きではないなら)、誰かに「お願い」をしてみるんです。
お願いって「お父さん役」を降りてるるさんがるるさんとして生きていくのに効果のある方法ではないかなぁと思うんですね。
「わたしがやらなきゃ」「わたしが理解しておかなきゃ」「わたしが気付いてあげなきゃ」じゃなくて、その荷物を誰かにも持ってもらっていっしょに歩いていくんです。
自分一人だけじゃなくて、苦手だったりしんどいことは誰かに相談したりお願いして、自分以外の人に信頼して任せるというプロセスをやってみると、だんだん心のつながりができてラクになっていくのではないかなぁとおもいます。
もしかしたら、るるさんはそういうお父さんの「孤独」(超自立で誰もわかってくれないような)の存在を理解してあげていたので、そこに居続けることがるるさんなりの愛情の示し方だったのかもしれませんね。
でも、もうるるさんは「お父さん」の代わりをしなくてもいいんです。
るるさんは、「一人の女性としてのるるさん」に戻っていいんです。
るるさんが「お父さん役」を降りても、誰も不幸にはなりません。誰もるるさんを嫌いにはなりません。誰もるるさんを放っておいたりしません。
るるさんは、ただ生まれたころのるるさんでいいんです。
るるさんがライフワークや笑顔になれることを自覚して、その時間を思いっきり楽しむことで、また家庭の流れは変わるはずです。
イライラする自分も、罪悪感がある自分も丸ごと受け入れて、ありのままでいいと自分を許してあげられると、徐々に「悪かったなぁ」と思ったら謝ることもできるようになっていくものなので心配はいりませんよ。
と言いつつわたしも今実践中なのですが・・・笑
いつでもまた話しにきてくださいね。
お待ちしています!

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それではきょうも、つまようじでシーソーをしたようないい夢をみましょう~!
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コメント
コメント一覧 (1)
相談に回答頂きましたるるです。
どちらに送ればいいか迷い、こちらの記事に直接コメントさせて頂くことに致しました..!
気付いていただけるか微妙ですが...
ふぁーこさんの優しい回答に救われました。
自己分析では、「無意識に母のような人生を選んでいる..」と思っていたのですが
まさかの「お父さん役」。。眼から鱗でした。
悩んだときや喧嘩したとき、ふぁーこさんからの回答を何度も読み返しています。
同じ文章なのに、読むたびに、そのときの自分に必要な言葉がもらえる気がします。
有料レベルでたっぷりと濃い内容の回答を頂き本当に感謝しています。
また是非相談させてください。
すっかりふぁーこさんのお人柄やイラストのファンになりました。
本当にありがとうございました!
ふぁーこ
が
しました