こんばんは!

WhyWhyカウンセラーのふぁーこです!

きょうはご相談をいただきましたのでお答えしたいとおもいます!


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「夢と現実と本音と向き合うにはどうしたらいいですか」

女性 S・Kさんからのお悩み

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はじめまして。

根本さんのブログからたどり着きまして初めて投稿させていただきます。

今後の人生についてなのですが、私は現在お芝居をやっていて、舞台と映像作品に年に数本出たりしています。

勿論これだけでは食べていけないのでアルバイトもしながらオーディション受けたり演技のレッスンに通ったり他に勉強したり、観たい芝居を観たりしています。

元々根暗で内弁慶な性格でして人前で率先して何かやるよりかは裏方の方が気が楽です。

実は10歳の頃から18歳まで踊りを習っていて、元々はその道のプロになることが目標であり夢でした。

決して上手いかはわからないですが、踊っている時間は家での嫌なことも学校での嫌なことも全て忘れて夢中で踊れたのです。

家族は父が酒癖が悪くて私が保育園から小学5、6年頃まで、平日昼夜構わず飲んで、母を罵り子供を呼んで説教したりする人でした。

私が思春期の頃とかまで母と父の喧嘩はピークに激しく、学校では勿論友達や先生にも話せなくてずっと隠していて踊ってる時間が唯一ホッと出来る時間でした。

母はそんな父より息子の弟を可愛がり、私はあまり相手にされず大事にはされていないなという感じでした。

しょっちゅう喧嘩もして未だに衝突します。だから踊りに没頭出来たし、そこで居場所を見つけたかったのだと思います。

しかし、18歳の時に踊りを習っている先生にプロのダンサーになりたくて、行きたい劇団のオーディションを受けたいと相談したら、プロになる事は難しい、私は身長が足りなくてあなたの体型だったら無理だと言われました。

ショックででも自分でもどこかで無理だと思ってたので諦めて大学進学して、定職に就かず舞台俳優の道を選んで今に至ります。

親には一度勘当されかけましたが、今は渋々認めてます。

だけど、踊っていた時よりすごくずっと迷っていて、私がやりたい事は本当にこれか、この世界にいていいのか今でもずっと自分に問いかけ続けてます。

迷うくらいなら本気じゃないしやめようか何度もよぎるし、だけど天秤にかけられない気持ちもあります。

長文で支離滅裂で申し訳ないのですが、自分の本音と向き合うアドバイスをご享受いただけますと幸いです。


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Kさん、はじめまして!

ふぁーこと申します。ご相談いただきましてありがとうございます。

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Kさんはいまお芝居をしているんですね!

すばらしいなぁ!

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ふぁーこはお芝居とか踊りも苦手なので、尊敬してしまいます。

というより好きなことに携われているということがなによりすばらしいですよね!

好きなことだから、そんなに悩むんですよね。

Kさんは、お芝居も踊りも、好きなんですよね?

お芝居と踊りって、テレビとか舞台とかで活躍できるようになるのはある程度一握りですよね?

画家とかアーティストのような芸術趣向の方はだいたいそうだと思うのですが。

でも、じゃあそれって大勢多数の人に見てもらわないと意味がないのか?

テレビや舞台やわかりやすい媒体でないと(多くの人に認められないと)意味がないのか?

お金を稼げないといけないのか?

むしろ、やることに意味がなければいけないのか?

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ということなんですけれども、

Kさんは、

「お金を稼げないことはやっても仕方ない」と思いますか?

「生活が安定しないならやらないほうがいい」と思いますか?

「誰かに認められるようなものをやらないといけない」と思いますか?

「親が喜ぶことをしない自分は悪い子供だ」と思っていませんか?

これ、もう解き放っていい考え方なんです。

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だって、好きなことをするのに許可も制限もほんとうはいらないはずなんです。

「お金を稼げないことはやっても仕方ない」

「お金を稼ぐのは他でやるか、細々でも食べていければいいから好きなことに携わりたい」


「生活が安定しないならやらないほうがいい」

「生活が安定したらしたでスランプや退屈(マンネリ)という感情が起こる可能性もあるし、安定しないからこそ自分で切り開いていける」


「誰かに認められるようなものをやらないといけない」

「誰かに認められるより自分で認めたものを与えたことで誰かが喜んでくれたらうれしい」


「親が喜ぶことをしない自分は悪い子供だ」

「親が喜ぶか喜ばないかは子供の責任ではない。感情は個人の責任。でもそれだけ親を喜ばせてあげたい気持ちがあったということ」

こういうふうに捉えることもできますよね?

また、もし親と同居したりして癒着していたりする場合は、

親の感情まで自分で背負いやすかったり、親にコントロールされたりコントロールしやすいため、

一人暮らしをすることもオススメしています。

親と距離をとり、自分は自分だけでしあわせになれるし、親は親だけでしあわせになれるだろうというアファメーションをすることで親と心理的な距離をとることができます。

また、通常のカウンセリングではお父さんとお母さんのことやご家族の関係性から罪悪感やそれぞれの役割やクセを改善できるようなお話をしたりするのですが、

今回は

>決して上手いかはわからないですが、踊っている時間は家での嫌なことも学校での嫌なことも全て忘れて夢中で踊れたのです。

>私が思春期の頃とかまで母と父の喧嘩はピークに激しく、学校では勿論友達や先生にも話せなくてずっと隠していて踊ってる時間が唯一ホッと出来る時間でした。


ここから、Kさんの中にあるストッパーとなっているところに焦点をあててみたいとおもいます。

どうしてKさんが「踊り」を諦めたけどそのときのことを思い出したり忘れられていないのか。

それは、本当は「踊り」をやっていたときの自分がとても居心地がよく、肯定できていたからだとおもうんですね。

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好きなことをやるというのは、自己肯定感をかなり上げてくれます。

ようは、「ダメな自分」とか「これはダメ」とかそういう自分の選択肢や行動を狭めるストッパーを外してくれるんですね。

だって、好きという気持ちには「愛」がありますから、本物の愛は否定できないのです。

よく自己肯定感を上げるために「自分の好きなことをしましょう」というのは、自分の深いところにある愛とつながる行為でもあるからなんですね。

愛とつながっているとき(もしくは愛を感じている時)、私たちはとても安心し、癒されていきます。

それは、とても居心地のよい、自分が「あぁ、生まれてきてよかった(生きててたのしい)」と思えるような気持ちになります。

Kさんがそういう気持ちを持ったのが「踊り」だとしたら、それはそのときの幸福感・安心感・満足感・充実感・安らぎ・癒しの気持ちを忘れないのは当然ではないでしょうか。

そして、諦めたと思っていても潜在意識の中でその時のワクワク感や幸福感、安心感、満足感などを覚えているために、もう一度他の何か(たとえばお芝居など)で得ようとしたのではないでしょうか。

「踊り」にしなかったのは、「もう一度やって自分の目指すところにいけなかったら傷つくから」という怖れがあるのかもしれませんね。

ふぁーこも、昔トルコに留学したときは少なくとも1年はいたいと思っていろんな人に協力してもらって行ったのに、

半年で日本に帰ってきてしまったことでかなり罪悪感と自分への失望(諦めたときにできた傷)がありました。

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でも、しばらくして「やっぱり世界中の人のことを知りたい。見てみたい。話してみたい。人が好きだから」と自分で好きなことを認めたあとは、

もう一度トルコに行きたい気持ちもありつつ、トルコで罪悪感と失望したときの気持ちがあって、

行きたいけど勇気が出ないなぁというもどかしい気持ちにもなりました。

決して嫌いではないからこそ、好きだからこそ悩むんですね。

それで結局トルコは一度行ったから、もっと世界中の人のことを知ったり興味がある国に行ってみようと思い、

トルコ留学中に観たグルジアダンスを生で観たいしそんな踊りを踊れる民族(人々)のことをもっと知りたいと思いグルジアに来ることにしました。

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もちろん、この選択をするのにもとても勇気が必要だったし、

言語も話せない、現地の知り合いもいない、家もどうやって決められるかわからない、生活費をグルジアで稼いでいけるかわからない、

というような不安がたくさん出てきました。

でも、もう「自分の好きなこと(興味あること)で生きていきたい」と思ったので、

好きなことや興味あることを思う存分突き詰めてやったうえでお金がなくなったりなんかのハプニングで死ぬとしても、それは本望だとおもったんです。

だって、どうせいつか天国に行くなら「好きなことをやりまくってる」というワクワク状態で死ねるなら、それ以上にしあわせな瞬間はないなぁとおもったんです。

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よく、舞台俳優さんたちが「舞台の上で死にたい」と言ったりするのに似た感覚かもしれません。

まぁ、ふぁーこの場合は「お腹にお寿司とカレーとお母さんの作るお雑煮と福砂屋のカステラと佐野ラーメンが入った状態で死にたい」ですけど。笑

Kさんは、どんな未来で生きていきたいですか?

Kさんが笑っているイメージができるのは、どんなことをしている時ですか?

Kさんがこれができたらもうそんなしあわせなことはないと思うことはどういう時でしょうか?

それは一つでなくたってかまいません。

ふぁーこのように、たくさん食べもの・・・じゃなくて好きなものや「いいなぁ」と思うものがあればそれを書き出してみましょう。

意外に、自分が好きなものというのはわかっているつもりでわかっていないものです。

たとえば、駅から家まで帰る道で漂うどっかの家が作ってるご飯の匂いでその家の夕飯を当てるのが好きとか、

お弁当はバランスよく食べながらもおかずで一番推しのやつは少しだけ残して最後に食べるのが好きとか、

ニコニコした店員さんが持ってきてくれたおしぼりはなんか質が違うとか、

日本酒を飲むなら光り物の刺身と脂がのったブリとかカンパチのお見合いがベストとか、

たい焼きはあんこ少な目で皮厚めのやつが好きとか、

まぁぜんぶ食べ物になっちゃいましたけど・・・

とにかく、

Kさんの好きなものや興味あるもの、いいなぁとおもったものを書き出してみると、

それだけでポジティブな自己受容ができていいかとおもいます。

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また、その好きなものを詳細まで書いてみるのがおすすめです。

例えば

「旅館に泊まるのが好き」→「たまに都会ではなくのんびりとした農園や海があるところの温泉付きの旅館で部屋食の美味しいところに泊まってお酒を飲むのが好き」

とかですね、その時のイメージをどんどん書き出すんですね。

そんな詳細まで好きなものを書いているうちに

「あれ?なんか自分ってこういうことをするのが好きなんだ」とか、

「これとこれとか似てるなぁ。こういうジャンルが好きなんだなぁ」とか

「これって私が大切にしたいことなんだな」とか気づくことがあります。

まぁ、ふぁーこでいうと言わずもがな「食べること」になるわけなんですけど、

そういう自分の大切にしたいことや好きなことを、ただただ好きでいること。

これが実は未来の目標や夢に近づく一番の近道だとおもうんですね。

好きでいる限り、近づくことはあっても遠ざかることはないんじゃないかと思うんです。

だから、何かを本当に好きだと思う自分の気持ちすら認められたら、それが夢や目標に近づく第一歩だと思ってください。

そして好きでい続けることで、どこかで縁と縁がつながったり、引き寄せが起こったり、エイッと大きな変化をする勇気が出たりするものです。

だから、今は好きか嫌いかとかやりたいかやりたくないかハッキリしなくてもいいんです。

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今はその悩んだり迷ったりする時間が、自分には必要なんです。

その中でも、どっちの料理ショーみたいにどっちかと言えば?というように自分に問いかけたりして好きなものや好きな瞬間を探ったりしてみるといいかもしれませんね。

もし他のアプローチや自分の過去と家族などから掘り下げてみたいときは、また聞きにきてくださいね。

いつでも応援しています!

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それではきょうも、電卓をたたかずに撫でたら勝手に仕事をしてくれた
ようないい夢をみましょう~!