48歳　男性　Jさんからのお悩み。

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最近、自分の人間性に嫌気がさしています。

ニュースサイトに書き込みをしたり、匿名のアカウントでツイートをしたりするのですが、いつもひどいことを書いてしまいます。

普段、会社や家族からは穏やかで優しい人だと思われているはずですが、そうした書き込みの私は、本当に腹黒く、口も悪く、攻撃的なのです。

こんなことはやめればいいのですが、一種のストレス解消になっているのか、なかなかやめられません。

翌日の通勤時に自分の書き込みを読むと、ひどく落ち込みます。

しかし、世間のニュースに腹を立てたりすると、自分の中の正義が目覚めてしまうようです。

しかし、これは本当の正義ではないだろうこともわかっています。私は、ずるい人間なのだと思います。

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Jさんこんばんは！

なんてステキな、やりがいのある？お悩みをありがとうございます～！




いや～最近はネットというもののおかげですぐ情報がうけとれたり誰かとつながったりできるかわりに

自分自身への悩みも増えたりしますよね。

まあ、そんなネットのおかげでこうしてJさんが私にたどりついてくれたので

ネット様様なわけですが・・・笑

それで、Jさんのご両親はJさんが子どもの頃厳しかったですか？

ご両親の仲はどうでしたか？

わたしも先生から聞いた話なのですが、厳しいご両親や過干渉な親がいると、

「いい子を演じる子ども」になることが多いそうなんです。




自分が親の期待にこたえるようないい子でないと「愛されないだろう」という思いがあったとしたら、

誰だってずっといい子の自分でいることを選択してしまうと思うし、

ごく自然とそういう親の言いつけを守れる、努力できる、理解できるいい子になると思うんですね。

これは、自分の意思ではなく親の期待にこたえるとか、

親に認めてもらうように親が思ういい子になるということなのですが

それって「親」が望んでる(と思われる)ことであって

「自分」が望んでることではなかった可能性もあるんですね。

たとえばお花を摘んでお母さんにあげたいと思っても

虫がわくでしょ！と言われてしまったら、お花をあげるのはいけないんだと思ったり。

５歳くらいのころ両親のマネをして女の子のほっぺにキスしたらお母さんから

「子どもなのにはしたない、汚い」と言われたら子どもの自分は女の子を触ったりキスしたりしちゃいけないんだと思うようになるでしょうし。

たとえば反抗期とかでJさんが「悪口」や「人を傷つけるようなことを言う」として

そんな自分でも愛してくれるとわかるご両親だったらいいですが、

いい子と思われている自分がそんなことをしたら「嫌われるにちがいない」とか

「いい子はそういうことを言ってはいけない」というように

自分の中の怒りや攻撃性を吐き出すことができなかった場合、

「ずっと自分の中に怒りや攻撃性を持ち続ける」




「怒りや攻撃性を持つ自分を否定し続けている」




という状況が生まれるのではないかなと思うんです。

それで、「いつもひどいことを書いてしまう自分」と「私はずるい人間です」というところから、

Jさんには怒りと罪悪感があるのかなと思うのです。

でも、誰だって自分の好き嫌いなことがあったりしますし(食べ物じゃなくて言動や生活でも)

それをなにかしらで示すのはわるいことではないと思うんですね。

だから、何十年といい子を演じてきた(つもりはないかもしれないけど)自分が

溜まりに溜まった「怒り」と「攻撃性」を吐き出す場所が必要なんだ。吐き出していいんだ。

ということに気づけたら、すこしは楽になるのかなと思います。

「自分はもう怒りを溜めなくていい」

「もう自分は親の期待にこたえないくていい」

「攻撃性も怒りも悪い感情ではない」

「自分が言いたいことは言ってもいいんだ」

「口の悪い、ずるい自分でも愛されるんだ」

このように怒りと罪悪感をもつ自分もまるごと受け入れられるよう、心にはたらきかけてみます。

抵抗がでたり(いい子でいなきゃ、嫌われないようにしなきゃ)、

とても不安やさみしい思いも出てくるかもしれませんが、

それは前進している証拠だと思います。

いままで親の目を気にして「本来の自分」を解放できなかった分、

吐き出す量が多くてあたりまえですので、そんな自分のことも「自分はこれでいいんだ」

と認めてあげながら、どんどん怒りを発散させてみてほしいとおもいます。




先生いわく、オトナの反抗期。

尾崎豊風に言うとガラスを割ったりバイクを盗んだり。(マネしないでね)

「口が悪い自分でもいいじゃん」

「攻撃的なところがある自分でもいいじゃん」

「腹黒い自分でもいいじゃん」

「ずるい自分上等！」

と唱えながら、どんどん怒りを書き出したり歌ったり話したり

そしてそんな怒りをもてる情熱的な自分を肯定してみてくださいね。

怒りはエネルギーですから、

Jさんにはまだ出せてないとてつもないエネルギーが眠っているのかもしれません！

噴火させて桜でも咲かせちゃいましょう！




ぜひぜひたのしみにしています！

ふぁーこより


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自分が学んだことをすぐ使うというずるい技です！(堂々)

先生、いいおはなしありがとうございました！

眠すぎて目のシャッターが閉じましたので

きょうもなくしたと思ってたスプレーのキャップが見つかったようないい夢をみましょう～！